【ky】最終兵器と白銀少女【実/況/者】 (ページ17)

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15話　強制ページ17

ky「好き」

『うん』

ky「好き!」

『え…?う、うん』

ky「好きー」

『何してるの…?』

ky「どの「好き」が一番好き?」

『え、ええ…?』

あ、ちょっと引かれた。

最近「好き」って言い過ぎてたから、どれが一番いいのかいろいろ試してたんだよ。

ky「Aはどれがいい?」

『べ、別に、どれでもいい…』

ky「そんなこと言うなよ!いいからどれかひとつ選んでって」

『…ちゃ、ちゃんと気持ちを込めて言ってくれるなら、なんでもいい』

ky「…!」

あかん。

これはあかんぞ。

ky「かわいい。めっちゃかわいい。ほんとにかわいい」

『せ、迫ってこないで…!』

ky「やだ。キスしていい?」

『今はダメ…!!ん…!?』

柔らか。

甘い。

めっちゃいい匂いする。

『だ、ダメって言ったのに…!!』

ky「なんで。どうせ誰もいねぇんだしいいだろ?」

『そういう問題じゃない…』

ky「だって俺、最近すげぇA不足になってっからさぁ」

『知らないよそんなの…!!』

もー…でもそんな連れないとこもいい。

このままずっと二人でいられたらいいのになー…

あ、そういえば。

ky「Aってずっとここにいんの?」

『へ…?』

ky「いや、急にこんな話すんのもあれだけどさ…出て行きたかったら、別に出てってもいいからな?」

『…?う、ん…』

ky「でもずっと一緒にいる」

『ど、どっち…』

あーあ。「自立」って言うのかな。

Aもいつかこの家を出てっちゃうかもしれねぇんだ。

ん?

そういえば、Aってめっちゃ頭いいけど学校には行ってないんだっけ。

ky「…」

『?』

ky「…さすがに無理か」

『え』

まあ、まだいいや。

ky「今はこうやってイチャイチャしてるだけで満足!!」

『も、もういい加減にして…!』

みんなが来るまで半強制的にイチャイチャした。