7.面白い ページ7
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ー神代類ー
いま目の前で話してる子、"AA"という子はどうやら僕のこと、なんとも思ってないみたいだ
気持ち悪い、とも
近づきたくない、とも
正直嬉しい
……そして、寧々と仲良く出来る訳だ、これは
他の人が嫌と感じることはしない
良いと感じることだけする、みたいな感じ
寧々だけではなく、僕ともよろしくしてくれるらしいし
正直、自分の悪口はどんだけ言われても慣れなくて、嫌みたいで
だから、よろしくしてくれるなんて嬉しい
……物凄く、面白い人だ
・
そこから寧々ちゃんがご飯食べよ、と言い弁当箱を開ける
勿論類くんのお弁当は野菜が入ってない
そこで、いいことを思いついた
「神代先輩、野菜嫌いなんですか？」
「野菜は苦手……いや嫌いだよ」
まぁそうだよなぁ
「人の嫌いな物をとやかく言いたくはないですが、なんで身長高いんですか……健康にも悪いですよ？」
「平気だよ、僕は」
ふふふふ……
「食らえ！」
そう、類くんの口の中に私のお弁当に入っている野菜を突っ込んだのだ！
そうすると、明らかに嫌な顔をした
「野菜は嫌いだと言っただろう？
Aくん……？」
ごめんね類くん……！
でも後悔はしてないんだ……！
「すいません、少しの好奇心で」
「好奇心ですること、恐ろしすぎるでしょ……」
寧々ちゃん、その通りです
「しかもAくんの食べ物が少し減ってしまったじゃないか……」
「いいですよ、このくらい」
そんな食べなくても平気だから大丈夫だ
「あ、Aくん、虫は嫌いかい？」
虫……
「蜘蛛、ゴキブリは無理です」
あのカサカサーって移動する感じとか、見た目とか……
見ただけでヤバい
「へー、いいことを知ったよ」
「類、仕返ししようとしてる……」
2人とも小声で聞こえない
まぁご飯食べないと
「とりあえず食べましょ」
「Aが原因でご飯食べてないけどね……」
寧々ちゃんその通りだ、心の中で謝るよ
「まぁまぁ、僕は少し嫌だったけど楽しかったしいいじゃないか、寧々」
今"嫌だったけど"を強調してるように聴こえたぞ？
「……ホントにすいませんでした〜！！」
でも罪悪感を感じてしまい謝る
「うるさい」
寧々ちゃん〜、暴言はダメだよ〜！
「……Aって意外と変人？」
「うそ、聞こえてた？」
「バッチリ」
あれま、寧々ちゃんに変人扱いされた……
……いや、いいぞもっとやれ、寧々ちゃん！
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yuki - はい！ありがとうございます！！ (2021年12月2日 16時) (
レス) @page41 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
みっつ - yukiさん» コメント、ありがとうございます！！とても好き、だなんて言ってもらえて嬉しい限りです！まだまだ未熟者ですが、頑張っていきます！更新頑張りますね！ (2021年11月26日 19時) (レス) id: dabfaac8d0 (このIDを非表示/違反報告)
yuki - とても好きな物語だったので更新宜しくお願いします (2021年11月26日 13時) (レス) @page33 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっつ | 作成日時：2021年10月21日 19時
