6.機械が好きな錬金術師のあの人 ページ6
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「着いたよ……まだ来てないね」
来てないか……
本当に類くんじゃないか、と思うよ
ほぼ類くんだもん！
「やあ、寧々と転入生くん」
……ん？
「あ、類。
この子がA」
？？？
「えっと……類……さん？」
「ああ名前を言ってなかったね。
僕の名前は神代類」
…………最推しが目の前におるんだが
え、死んでも良い
いや死ねない
「神代先輩ですか、こんにちは。
AAです」
とりあえず平然を装うじゃん？
ポーカーフェイスは得意なのでね！
「Aくん、よろしく」
「よろしくお願いします。
ところで神代先輩って機械が好きなんですよね？」
「A……？」
類くんと語りたい……！
というか推したちが眩しい……！！
「？好きだけど、どうしたのかい？」
「似た者同士だなぁって。寧々ちゃんと話してる時思いました」
「似た者……キミも機械が好きなのかい！？」
わお、神代類の激唱が始まりそう
「好き……というか、興味があります」
「そうなんだね、他にも何かあるのかい？」
「演劇、歌、演奏とか好きです」
演劇は元々声優希望だったから好き
歌は趣味
演奏はやらされたけどめちゃ楽しかった、だから好きだなぁ
「そうなのかい。演劇……ショーとかはどうなんだい？」
ショーはそりゃあ……
「めちゃくちゃ好きです！」
「フフ、そうかい。
ちなみに僕や寧々も好きなんだよ」
知ってるけど嬉しいよね
推しとの共通点だぜ？
「寧々ちゃんも……！そうなんですね〜」
「ショー……というか、劇は一応やったことあ、あるんだよ」
寧々ちゃんがそう言う
そっか
劇をめちゃくちゃにしちゃったもんね
だからか顔が引きつっている
「無理しなくていいよ、
顔が引きつってるし、トラウマ……なのかな？」
「う、うん」
「そっか、少しずつでいいからまた劇がトラウマじゃなくなるといいね」
「うん……！」
「なるほどね。
寧々と仲良く出来た訳がわかるね」
と類くんが言う
「はい？私、寧々ちゃんに何もしてないですけど…」
急に類くんに言われた言葉が意外だ
「……フフ、Aくん。
これからも寧々をよろしくね」
「あはは、親みたいですね、なんか。
寧々ちゃんも神代先輩ともよろしくしたいのでいいですけどね」
よろしくしたいよ！
だって類くんと寧々ちゃんだぜ？
「フフ、それはよかったよ」
そう言っている類くんの顔は、少し輝いて見えた
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yuki - はい！ありがとうございます！！ (2021年12月2日 16時) (
レス) @page41 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
みっつ - yukiさん» コメント、ありがとうございます！！とても好き、だなんて言ってもらえて嬉しい限りです！まだまだ未熟者ですが、頑張っていきます！更新頑張りますね！ (2021年11月26日 19時) (レス) id: dabfaac8d0 (このIDを非表示/違反報告)
yuki - とても好きな物語だったので更新宜しくお願いします (2021年11月26日 13時) (レス) @page33 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっつ | 作成日時：2021年10月21日 19時
