20.家庭のことを ページ20
そんなこんな喋ってると外はさらに暗くなってた。
そろそろ帰らないとな〜
「すいません、そろそろ帰りますね」
「おや、そうかい。
送って行くよ」
ん"っ！
「ダメです！！！！
先輩は機械作るとかあると思いますし…」
「大丈夫だよ。
それより後輩を送るのが先だしね」
優男ってこのことだぁ…。
でも！！推しに迷惑は掛けられない！
「でも迷惑ですし…！」
「おや、僕はそんな迷惑だとは思ってないよ」
折れます。
なんかこんなことしてたら更に暗くなりそうだし
「ぐっ…。わかりました！ありがとうございます！」
「ふふ、じゃあ行こうか」
…類くん、強い…
☆_________________☆
「お邪魔しました〜」
と言い家を出る。
…類くんと一緒に
「礼儀正しいね、Aくん」
「親にそう言われてきたので。」
"靴を揃えろ"
"お邪魔します、しましたを言え"
"遊んだ後は片付けろ"
って言われてたからねっ！
それが今、類くんに褒められることになったから良いけどね！
「そうかい。Aくんの家庭って厳しかったのかい？」
「そんなですよ。
他と変わりません！」
"厳しい"か。
そんなの、知らないな。
てか考えたこと無かった。
トリップ前は今より厳しいんじゃないかな。
今は門限やら色々かなり緩い。
現に、この前かなり遅くに帰っても何も言われなかった。
"おかえり"くらいだなぁ
「おや、そうなのかい」
「はい。
あ！私の妹、凄く可愛いんですよ」
「どういう意味で、かな？」
「顔も言動も性格も可愛いですよ！」
めちゃ可愛い。
さらに成績優秀。スポーツ万能。
俗に言う、"完璧"だ。
まふゆちゃんみたいな闇も無い、そんな子だった
「そうかい。
Aくんに似てるのかな」
「いや、私とは全然違いますよ。
私と違って完璧ですし」
「Aくんも天才だし性格良いし可愛いけどねえ」
！？！？
「え！？そんなことないです！」
な訳無い。
私はあの子と比べたら出来損ないだ
「妹は先輩だって好きになっちゃう程、可愛いですよ！きっと！」
「おや、それは楽しみだねぇ。
でも生憎、僕は恋愛に興味無いんだ」
「恋愛に興味出る程完璧ですよ〜？」
学校でもモテてそう。
告白とかめちゃされてそう
「そうかい。
ま、僕はAくんの妹を好きになるなんて無いだろうけどね」
「"私なんかの妹"みたいに捉えそうなんですが！？」
「おや、すまない。
そんなことないよ」
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yuki - はい！ありがとうございます！！ (2021年12月2日 16時) (
レス) @page41 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
みっつ - yukiさん» コメント、ありがとうございます！！とても好き、だなんて言ってもらえて嬉しい限りです！まだまだ未熟者ですが、頑張っていきます！更新頑張りますね！ (2021年11月26日 19時) (レス) id: dabfaac8d0 (このIDを非表示/違反報告)
yuki - とても好きな物語だったので更新宜しくお願いします (2021年11月26日 13時) (レス) @page33 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっつ | 作成日時：2021年10月21日 19時
