13.なんでだろうか ページ13
次の日。
類くんと会った。
…気まずい。
いや、私だけそう思ってるのかもだけどね。
でもさ！！
昨日あんなこと言ったんだもん！！
そりゃあ気まずいですよ…。
「あ、神代先輩〜。偶然ですね〜」
「Aくん、昨日ぶりだね」
…え。
私だけか？気まずいのは
「…昨日はありがとう」
………え？
「はい？何のことですか？」
「僕の悩み事だよ」
…あー！！！
「私自身、神代先輩に頼って欲しいだけなので！！」
だって推しに頼って貰うんだぜ！？
それほど嬉しいことなんて無いだろっ！！
「ふふ、そうかい。
ところで、昨日のAくんの悩み、詳しく教えてくれないかい？」
………えっ？
なんでだろう。
昨日のは…類くんに聞かれたくない。
でも何故か昨日話しちゃっただけし。
…だとしても詳しくは秘密にしたい
「すいません…。
詳しくは言いたく無いので…！」
心が辛いけど、しょうがない。
私が選んだ道だから。
「…そうかい。
平気だよ、強制的に話せと言ってる訳じゃないからね」
…類くん、優しいなぁ。
その優しさが今，心に染みてる
「ありがとうございます。
神代先輩」
「トラウマなんて、人に無理矢理話すものでは無いしね。それを克服するか、どうかだよ」
…克服、か。
「…ありがとうございます。
そろそろ、教室に戻りますね」
「ああ、また会おう、Aくん」
あーあ。
…またまた、逃げちゃったな
☆_________________☆
神代類side
朝、Aくんに会った。
昨日のことがあって気まずい。
「あ、神代先輩〜。偶然ですね〜」
…Aくんは、気まずくなさそうだ。
僕だけ、か
「Aくん、昨日ぶりだね」
なるべく、平然を装ってるけどどうだろう。
あと、昨日の感謝をしなければ、だね
「…昨日はありがとう」
Aくんはポカン、としてる。
…可愛いなぁ、と。
何故か思ってしまっていた
「はい？何のことですか？」
「僕の悩み事だよ」
…可愛い。
なんでだろう。
Aくんに"可愛い"と思ってる。
「私自身、神代先輩に頼って欲しいだけなので！！」
おや、謙虚だねぇ。
「ふふ、そうかい。」
………そういえば。
本人には悪いかもだけど。
Aくんの昨日の発言について、詳しく聞きたいな。
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yuki - はい！ありがとうございます！！ (2021年12月2日 16時) (
レス) @page41 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
みっつ - yukiさん» コメント、ありがとうございます！！とても好き、だなんて言ってもらえて嬉しい限りです！まだまだ未熟者ですが、頑張っていきます！更新頑張りますね！ (2021年11月26日 19時) (レス) id: dabfaac8d0 (このIDを非表示/違反報告)
yuki - とても好きな物語だったので更新宜しくお願いします (2021年11月26日 13時) (レス) @page33 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっつ | 作成日時：2021年10月21日 19時
