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二人とアイスを食べた翌日。
いつものように昼休みに友人と話していた私は、突然、クラスの中でも目立つ女子グループに席を包囲された。
昨日と言い、なんなんだ…
「ねぇ、Aちゃんって灰谷くんと仲良かったの?」
「灰谷くん?」
「昨日の二人組。」
友人から言われて、あぁ…と脳内に昨日の二人が降臨する。
「仲は…」
脳内に現れるのは、昨日の河原での竜胆くん。
ムスくれ顔からの盛大な凄み
誰がどう見ても仲良しには見えない。
「良くないと思うよ」
「え、でも普通に話してたし、なんかもらってたじゃん!どんな関係なの?」
どんな関係…か。
「アイス被害者とアイス加害者…」
うんうん考えて、答えにたどり着いた私の顔は、すごいドヤ顔だったと思う。
目の前の女子が驚いた顔をするくらいには…
いや、これは何言ってんだ、コイツって顔なのかもしれない。
「A」
「!」
突然、肩に手を置かれて思わず肩が跳ねた。
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作者名:はいず | 作成日時:2021年11月19日 21時