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4ー2. ページ9
壁にもたれかかるように崩れた。
勝手に体が動いてた。
「君...大丈夫?」
『...す、すみません...大丈夫です...』
立ち上がりながら振り向く彼女...
あ、あのときの...
体調が悪そう。
咄嗟に抱き上げた。
キョトンとした顔で見つめてくる姿が色っぽく感じた。
触れてみて気づく。
やっぱり...
「大丈夫じゃないでしょ?」
すごく熱かった。
そんな状態の彼女と見つめ合う。
目をそらせなくなりそうで...引き寄せてた。
でも逆効果だった。
柔らかい匂いがしてなんだか優しくて、いい香りで。
落ち着く。
離したくない。
抱えながら保健室に急いだ。
気づくと彼女は落ち着いたように腕の中で眠っていた。
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作者名:mittan | 作成日時:2017年3月6日 2時