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つ「Aと一緒に寝るの久しぶり」
えへへ、と嬉しそうに笑う彼はぎゅっと私に抱きついて唇に触れるだけのキスをした。
それからはスイッチが入ったとでも言うのか、何度もキスを繰り返す。
みっくんは酔うとキス魔になる。
それもすごい頻度で誰にでもするのだ。
「みっくんて酔うとキス魔になるよね」
つ「んー、なんか寂しくなる」
「いつか女の子にしちゃったりしそう」
ずっと思っていた不安をついつい口に出すと彼は
つ「俺にとってAは特別な好きだからそんなことは絶対しないし、安心してよ」
真剣な顔をしてそう言った彼は再び私を優しく抱きしめた。
つ「不安?」
「ちょっとだけ、」
正直に言うと、首元にチクっと痛みが走る。
「い、た」
つ「俺のって印、俺にもAのって印、付けてよ」
そう言って彼は首を傾けた。
私はみっくんの首元に唇を押し当て少しだけ、控えめに吸い付いた。
唇をゆっくりと離すとそこには確かに、私が付けた赤い痕が残っていた。
つ「これで安心、でしょ?」
私の不安をかき消すかのように彼はふふ、と笑った。
首元にもう一度、痛みを感じた。
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ナツ - 最高ッス(@^▽゜@)ゞ (2018年8月15日 17時) (レス) id: 9df5b1803c (このIDを非表示/違反報告)
小指(プロフ) - せれんさん» たきょやち!全然意識してなかったです!笑 食べたいですね(?)嬉しいです(;;)いちご味皆さんに伝わればいいなと思って(語彙力) (2018年7月21日 22時) (レス) id: 9b3d7426b1 (このIDを非表示/違反報告)
せれん(プロフ) - 最後の【同時にいちごの味が口いっぱいに広がった】ってところあえてキスと言わないところが最高です! (2018年7月21日 17時) (レス) id: d56ca2cd86 (このIDを非表示/違反報告)
せれん(プロフ) - えいちゃんがたこやきって言ったのってユーフェスmuseumのアバンティーズのたきょやちを意識しましたか?(あっ!ちがいましたね。すいません。) (2018年7月21日 17時) (レス) id: d56ca2cd86 (このIDを非表示/違反報告)
ごはん(プロフ) - 小指さん» めっちゃ捗ってくださーい!(笑) 面白かったのでついまた返信しちゃってすみません、、(笑)これからも応援してます(*´-`)(返信不要です!) (2018年7月20日 22時) (レス) id: 4ce630bf02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小指 | 作成日時:2018年6月18日 22時