曲のタイトルは「イエス」(Acid Black Cherry) ページ4
雨が降る中、俺は彼女を探していた。降りしきる雨音に声はかき消される
「愛してる」
届くはずはない。たった一言簡単な5文字なのに何故ガーネに言ってあげなかったんだ…
昨日はどうやって帰って来たっけ…今日も、雨。そういえばガーネと付き合った日も雨だったな…時間が忘れさせるとか、嘘だね。何年前でも覚えてるよ。あの日の事は。
『えへへっ、ねーねー♪』
「はいはい。何。」
『むぅ〜！……ねえ、私の事、愛してる？』
「…どうだろうねw」
『ほ〜〜ん？？』
誤魔化すとにや〜っとイタズラ顔で俺の顔を覗き込みながら笑うガーネが好きだったんだ。気が付いたらそんなガーネとの日々を思い出していた。でも…昨日…
『…グスッ、もう、いい。もういいよ…』
本当に些細な事でガーネを泣かせた。その時の俺はガーネの存在の大切さに気付かずそっけない態度を取っていた。俺は誰よりも大事なガーネの手を離した
『バイバイだね………バイバイっ！』
雨に打たれながら涙声のくせに無理に笑って俺に背中を向けて離れていく。大好きだったガーネの笑顔が切なくて、愛しくて悲しい…。
ﾎﾟﾂ…ﾎﾟﾂ…
また空から雨が降り出した。俺の心情を写すように
恋心に気付いたのはいつだったっけ。…もう覚えてないや。ずっとずっと前だもん。思えばガーネに好きっても言った事無かったな…いつもガーネから。
ねえ、ガーネ。今ならまだ間に合うかな……いや、間に合わせる！上着のポケットに"誓い"をしまい込みガーネを探しに行く。…今日は確か、秋葉原のスタジオで撮影って言ってたな。
ガムシャラに走っていると傘をさした見慣れた小さな背中を見つける。先の事は考えずにそのまま後ろから抱きつく。
『わっ！？』
「ガーネ！！…愛してる…愛してるよ！！」
土砂降りな雨の中ガーネを抱きしめて周りの人なんか気にせずに大声で叫んだ。今まで言って来なかった分を言うように叫んだ。腕の中のガーネは…少し照れて顔を赤くしながら柔らかい笑顔だった。
「もう、この手は絶対に離さない。愛してる。愛してるよ。ガーネ」
『——さん…』
「ごめん…失って気付いた…ガーネの存在の大きさに。なんでたった一言簡単な5文字なのにもっと早く言ってあげなかったんだろう。」
『照れ屋さんだから！にひひっ♪』
俺の顔を小さな手でぶにゅっと潰しながら俺の大好きなイタズラ顔で笑う。なら、もっと照れさせてやる
——どうか、この指輪を受け取ってくれませんか。
寝たふりされてみた(と、↑のおしゃべり)→←続き(悲恋歌ネタ)
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しゃーぷねす(プロフ) - え、ま、9連勤⁈⁈応援しか出来ないので、、！応援してますすんごく！！！！！ (8月2日 23時) (
レス) @page50 id: 57ae949fc6 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぷねす(プロフ) - 仕事が早すぎる🥹🥹🥹ありがとうございます助かりすぎました🙇 (8月2日 23時) (レス) id: 57ae949fc6 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぷねす(プロフ) - チョロミーさん» わっほい嬉しいです🙇3年後とかでも大丈夫なんで！！まちます！！！！ (8月2日 15時) (レス) id: 57ae949fc6 (このIDを非表示/違反報告)
チョロミー(プロフ) - しゃーぷねすさん» 了解です、今年はプールだ🏊 (8月2日 12時) (レス) id: 511b1bebb1 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぷねす(プロフ) - 婚姻届のやつ、きゃあ！！！うへへへ！！ってなりました最高でした🙇もし書けそうなら、一緒にプール行きたいです！！お願いします🙇 (7月31日 17時) (レス) id: 57ae949fc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョロミー | 作成日時：2023年5月31日 23時
