スマイリーさんと。 ページ39
引き続き同じリクです〜！
「あの〜夢主サン？」
「何ですかスマイリーさん」
「…僕の動画見るの止めてくんない？」
彼のパソコンで動画を見てると、後ろから低くてゆっくりとした優しい声が聞こえてくる。
机に手を付き、後ろから私の肩に頭を埋めてくるスマイリーくんが可愛い…。
「え〜？だってこの声も好きだもん」
「え、倍速にした声が…？」
「うん。あとツッコミも好きだよ」
マウスを手に取り、次の動画をクリックしようとした……けど、それはできなくて。
「…スマイリーくん…？」
「夢主、こっち向いて」
細長い彼の手が、ふわりと触れる。
振り向けばおでこに1つ、キスが落ちる。
「…えっ」
「……この声は嫌？」
「っん……そ、んな事はない…」
すり寄って、耳元に聞こえる声に身体が震える。
「良かった」ってスマイリーくんは優しく笑う。
「…でも僕は怒りました」
「……どうしたら許してくれますか？」
怒ってない声色と敬語に、釣られて笑う。
椅子を彼の方に向けて、柔らかい頬に手を添える。
「そーですねぇ…キス、でもしてもらおうかな」
「えー…恥ずかしいなぁ」
「しないなら僕がもっと恥ずかしい事するよ？」
ギシッと椅子が軋む音がする。
さらさらと私の髪を触りながら、そのままわざとらしくキスをされる。
「…どうする？」
「……ん…これで……」
「…頬っぺ……」
「は、恥ずかしいんだもん…」って呟く。
私なりに頑張ったけど、どうやらご不満みたいで。
「じゃあ僕が恥ずかしい事しちゃいます」
「えっ…！？キスしたじゃん…！」
「俺あんな可愛い事されて我慢できるような良い彼氏じゃないよ」
ちゅ、と落ちてくるキスに、思わず目を閉じる。
…まぁいっか。たまにはアリかもね。
「あれ、抵抗しないの？」
「たまには素直に愛されても良いなーって思っただけ」
「いつも素直でも良いんだよ？」
くすくすと笑うスマイリーくんの首に腕を回して、私から1つ、キスをする。
そこから始まるのは甘すぎる時間。
(＿＿動画のが好きって言われたら多分一生立ち直れないなぁ)
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ひな - 素敵すぎる、、、！！ (2022年2月10日 15時) (
レス) @page3 id: 2307367d48 (このIDを非表示/違反報告)
昏睡 - 素敵すぎます〜！もし良ければkaitoくんにめちゃめちゃ甘やかされる夢主ちゃんの話が見たいです！ (2021年5月6日 7時) (レス) id: 302cb909c8 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - オメガバースって何ですか? (2021年3月25日 8時) (レス) id: b2dbb8d3f3 (このIDを非表示/違反報告)
星空夢月(プロフ) - 蜜月猫さん» 分かりました！ご報告ありがとうございます！ (2020年5月17日 22時) (レス) id: 335f3bf1dc (このIDを非表示/違反報告)
蜜月猫(プロフ) - YUIKAさん» いつもリクエストありがとうございます！続編の方でリクエスト書かせていただきますので報告だけしておきます！コメントありがとうございました！ (2020年5月17日 15時) (レス) id: f1bcaa98c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜月猫 | 作成日時：2020年3月15日 1時
