°◇密恋モーメント◇°《Kazu》-after ward- (ページ42)

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°◇.5 ページ42

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‐和也side‐

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…ちょっと待って。

一体、何がどうなってんの？頭が回らない。

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雅紀｢あははっ！見てよみんな！ニノの顔！目がまん丸になってる！(笑)｣

相葉さんの大爆笑に釣られ、他の5人も自然と笑顔を作る。

Aは少し、控え目に笑ってて。こういうとこも彼女らしいな、なんて思ったり。…じゃなくて！

翔｢これこそ世に言うTHE・キョトン状態だな(笑)｣

智｢このニノはレアだ、Aちゃん。携帯携帯。写メらんと。｣

｢写メ…？｣

和也｢A！三十路をとっくに過ぎたおじさんの言う通りにしなくていいから！｣

潤｢あ、やっとしゃべった(笑)｣

俺はiPhoneを取り出そうとしたキミの手を制し、…冷静に説明を求める。

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和也｢…、A。さっきLINE見たんだけど、…ここで話したいことがあるって…｣

｢、実は…｣

智｢それは俺が送りなって言ったんだよ。｣

口を開きかけたAの隣で、大野さんがフニャっと笑う。

智｢“この場所に来て下さい。待ってます。”ってのもストレートで迷ったんだけど、サプライズなら多少のスリルも必要だと思ってねぇ。

Aちゃんが送る前にちょーっと手直しさせて頂きました。｣

雅紀｢さっすがリーダー！サプライズの質がぐんと上がったよ！！｣

智｢でしょー？…もしかして別れ話、とか考えた？おにーさん(笑)｣

…要するに、俺はこの濃いファンデーションを塗って日焼けキャラを守ってる男にまんまと騙されたって訳か。

和也｢…こんの……｣

智｢いでででっ！？｣

雅紀｢うぐっ！？｣

いつか、キミに襲いかかった男にしたように、ファンには天然と呼ばれるヤツらを同時に腕を捻り上げる。

和也｢サプライズしてくれたのは有難い。こうやって祝ってくれるのも嬉しい。でも言葉は選べや！こっちの身にもなれ！！｣

翔｢ニノに1票。｣

潤｢右に同じく。｣

常識人の2人が深く頷く。…同じ仕掛け人でもこうも違うのか。てか、止めてほしかったよ(笑)

智｢う、腕が…ちぎれ…｣

雅紀｢な、何で俺まで……｣

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けど、俺達の言わば、チャンバラ劇を目の前にしたAが慌てふためき

｢…和さんの好きなハンバーグ、皆さんと一緒に作ったんです。温かいうちに…食べませんか？｣

…って、俺の袖を引っ張るから

俺は4人と…気付いたら吹き出して。キミは不思議そうに首を傾げてた。

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