°◇.4 ページ41
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‐和也side‐
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○｢二宮くん、お疲れ様です。｣
和也｢んー、白石くん。お疲れ様ー。｣
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敏腕マネージャーの彼に誘導され、俺はいつものように送迎車に乗り込む。
いつの間にか時刻は日暮れ。
今日も…あと少しで終わりを告げる。
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○｢どうします？すぐに家に向かいますか？どこか寄りたいところでもあれば行きますよ。｣
和也｢あー…、寄りたいところ…｣
○｢…かなりきてますね。大丈夫ですか？｣
心配そうにバックミラー越しに白石くんが俺を見つめる。
和也｢大丈夫。昨日、ちょびっと夜更かししただけ。寝たら治るよ。｣
○｢趣味に明け暮れるのは良いですけど、…体があってこそ何でも出来ますからね。ちゃんと休んで下さい。｣
和也｢…白石くんってたまにお母さんみたいなこと言うよね。｣
○｢それ、褒めてます？(笑)｣
和也｢…どのように受け止めるかはお任せします(笑)｣
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“じゃあ、一応褒め言葉で。”
そう笑いながらエンジンを入れて、街道を走り出す彼の安全運転に身を委ね、スマホを開くと
ピカピカ、とLINEの通知ライトが点滅する。
俺はパズドラを起動する前に、それを確認する。
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和也｢…、え。｣
俺は…思わず、言葉に詰まった。
送り主はA。
内容は『和さん、お疲れ様です。話したいことがあります。□□テレビ局のAスタジオに来て下さい。』というもの。
○｢どうかしたんですか？｣
和也｢、や…Aが、…Aスタジオにいるって。｣
○｢Aスタジオ…ちょうど通りますし、行ってみますか？｣
和也｢うん、…お願い。｣
白石くんが素早く路線変更をする。
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話したいことって、何？別れ話とか？いやいや、まさか…
そもそも何でAスタジオにいんの？
どうして、今日に限って……
俺の思考回路はただただぐるぐるし続けて、結局答えは出ず、スタジオに到着。
白石くんに見送られ、入口の前に立つ。
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和也｢…、A…？｣
意を決して、ドアを押す。…そしたらさ。
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雅紀｢ニノっ！！！｣
智｢んふ、今日の主役の登場だ(笑)｣
翔｢待ちくたびれたよ(笑)｣
潤｢Aちゃん。｣
｢、はい。…せーの、｣
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｢｢ニノ・和さんっ、…誕生日おめでとうー！！！｣｣
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和也｢……、え？｣
クラッカーを放つキミと、…『嵐』のみんながいたんだ。
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キミの夢を見ていた
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