【HQ】天才バレー馬鹿。 (ページ20)

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バーカ１５ページ20

国「時雨先輩。お疲れ様です。」

『おー、あー、国見。お前もお疲れな。』

国「はい。あの…」

『？どうした？』

国「サ、サーブを教えてくだ…さい…」

！？！？！？あ、あの国見が自分から！？！？

国「先輩？」

『！！お、あぁ、いいぞ！！お前成長したな！』

と言って、頭をわしゃわしゃなでると

国「ちょ、やめてください…」

まぁ、可愛い。←

和「もう、お前のキャラがわかんない。」

『え？なんだろな。自分でもわからないわw』

国「あの…」

『あぁ、じゃ、やろうか。和、先食堂行ってて。』

和「わかった。」

『よし、じゃあ、やろう。』

国「あの！まずお手本として時雨先輩ジャンサーやってくれませんか？」

『あぁ、いいよ。』

ﾌｩｰ

できるだけ高くサーブトスをあげて、

そこに追いつくよう、打つ！！

ﾊﾞｯｼｨｨｨｨｨｨｨｨｨﾝ!

・・・

『こんな感じ？じゃあ、国見打ってみて。』

国「あ、はい。」

ﾊﾞｯｼｨｨﾝ!

んー、なんか、うん。なんだろう、威力が弱い？って言うかなんつーか…

『んー、なんつーか、ズバッと言うと小さい？』

国「はぁ…？」

『ごめん分かんないよな。
なんつーかな？国見のサーブは無駄な動きがなくていいんだけど、逆にそれがマイナスになってる。』

国「なるほど…」

『徹とか見てるとな？腕を振り下ろす様な力で打ってんだよな。だから、無駄な動きが多い。その代わり凄い強いサーブが打てる。』

国「…なるほど…」

『まぁ、理論より行動だな。じゃあ、打つ時に腕を思いっきり後ろに引いてから、打ち下ろしてみ？』

国「はい。」

ｷｭ…ﾊﾞｯｼｨｨｨｨｨﾝ!

『おー(・ω・ﾉﾉ゛☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ』