【ツッコミ系】笑って、触れて、愛して。 2

なろ屋さんと。 ページ46

何故だかもう1月終わりますね。何ででしょう(真顔)今年ものんびりお願いします
引き続き同じリクエストです！


「写真撮ってもいーい？」

「ダメ無理退いて、私の上から退け！」

「酷いなぁ」


酷いのはなろくんじゃんか…！なんて言葉を飲み込んで、なろくんを押し返そうと手に力を込める。

「お家デート、ゲーム一緒にしよ？」と誘われてゲームして見事に惨敗。

…罰ゲームになろくんの服を着せられて、今に至る。


「罰ゲームありなんて聞いてない…！」

「言っても夢主負けるでしょ」

「ひっど！！」

「はいはい暴れないのー。…下、見えちゃうよ？」


ニッコリとそんなこと言われて、顔が熱くなる。

服の上からゆっくりと、お腹を指でなぞってくるなろくんは本当に楽しそうで。


「……やめてよ…」

「やっぱ可愛いね！ブカブカで可愛いよ！」

「…そーですか……」


何でそんなに楽しそうに笑うんですか、何かもう怒る気失せた。

…大きな彼の服から、彼の匂いがする。ギュッて抱き締められてるみたい、なんて。


「僕に抱き締められてる感じ？」

「はい！？」

「あれ、図星？結構当てずっぽうで言ったのに」


「…ふぅん？」なんて、さっきみたいな可愛い笑顔と打って変わって色気のある笑顔を浮かべるなろくん。

やめてやめろ、その顔に弱いんだ私はって塞がれた口で言いかけた。


「っ…や、だ…！」

「サイズ大きいと脱がしやすそう」

「何言ってんの！？」

「夢主」


私の弱い声で名前を呼んでくる。

意外と大きい手が頬に触れる。近づく距離から逃げられない。


「……だめ…？」

「…っ、ずっる……」

「ズルくても、好きでいてくれるよね？」


嫌いになんてなれるわけないじゃん、と言えばぎゅっとされる体。

…好きだなぁなんて思いつつ「…早く」っておねだりすれば、聞いてくれるかな。


「僕以外の男の人には、絶対こんなことさせないでね？」

(＿＿まあ、絶対そんなことさせないけど)

終わり ログインすれば
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