【ツッコミ系】笑って、触れて、愛して。 2

スマイリーさんと。 ページ2

大変お待たせいたしました…！
星空夢月様のリクエストです！全員書かせて頂きますのでお楽しみ下さい！


「も〜…！強いって！強すぎ！少しは手加減してよぉ」

「罰ゲームで女装させられそうなのに手ぇ抜くわけないでしょ…」

「だって美形だし？」


「うるさい」って言って軽くデコピンする。

…さて、罰ゲーム…頭から抜けてるよね、夢主が言い出したのに…。


「罰ゲーム…今からずっと一緒にいようか」

「…？どーゆことそれ…」

「お風呂もご飯の準備も…寝る時も、一緒に手ぇ繋いどこっか」


小さな手を握れば、途端に顔を赤くする夢主。

思わずクスクスと笑ってしまう。


「笑っ、笑わないでよ！やだ、やだよ！お風呂も一緒になんてっ…！！」

「だって罰ゲーム。夢主から言い出したんでしょ？」


僕が言えばぐうの音も出なくなる彼女。

手を引いて「先にご飯？それともお風呂？」


「……手、離して」

「お風呂入っちゃおっか〜お酒飲むんでしょ？」

「話を聞いて！？」


だってこんな風に言わなきゃ絶対入れないでしょ。手を引いて風呂場に行く。

「服脱がせようか？」なんて、自分でも意地が悪いと思う。


「1人で脱げるし！」

「逃げちゃもっと意地悪するからね？」

「っ……！」


先に入っていれば、静かに扉の開く音が聞こえる。

…タオルかぁなんて思ってたら「当たり前でしょ」


「口に出てた？」

「わざとでしょ……ホントにずっと一緒なの？」

「うん、あ…嫌じゃないから罰ゲームじゃないって思ってるの？」


「違っ、違いますから！」って言って水をかけられる。

……図星かぁ、ホントに可愛いなぁ。

不意に触れたくなった。白くて柔らかい夢主の肌に手を近づける。


「っ…ダメ、ここじゃ…ダメ」

「……はーい。でもぎゅーくらいは許して？」

「うん……その、…」


パシャンと水音が響く。

首を傾げて、僕の耳元で彼女が囁く。


「…後で、愛してね…？」

「……夢主、やっぱ今…」


ダメ！って言われまた水をかけられる。

…罰ゲーム、らしくないこと言ってみて正解だったな。
(＿＿お風呂も夜も、ずっと一緒)

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