あの日僕等は (ページ7)

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その熱が冷めるときページ7

HSサイド

MN「あー、ホシとジョシュア、何か用事があったら悪いが後にできるか？」

扉近くにいた俺たちにそう声をかけてきたのでシュアヒョンに目配せして皆の集まってる場所に戻る。

にしても、このヒョンはマネージャーとはいえあまり練習室には来ないのに、どうしたんだろう。
隣に立ったディノも小声で「どうしたんでしょう」と不思議そうだ。

MN「忙しい時に悪いが、少しだけ時間をくれ。
えー、実は今度うちの事務所からデビューするグループが決まった。時期は3ヶ月後を予定している」

「え…？」

DN「次にデビューできそうなグループなんてありましたっけ？」

「いや、俺が知る限りはないはずだけど…」

マネヒョンのいきなりの発言に他のメンバーもざわついている。

MN「言いたいこともわかるが、挨拶のため待ってるからちょっと静かにしてくれ…いいか？大声を出すなよ？」

よくわからないマネヒョンの忠告にとりあえず頷くと、頼んだぞと念を押し恐らく練習室の外で待っている新人を呼びに扉を開く。

視界の端でミンギュとスングァンがそわそわ動いているのを見ていると後ろに立っているウォヌの息を飲む音が聞こえた。

「…は？」

マネヒョンに続いて入ってきたのは3人。
俺と同じくらいの身長の綺麗な女の人
それより少し身長が低いイケメン
そして…

「…ジュリ……？なんで…」

あの日、何も言わずにいなくなった彼女がいた。