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先にメイクが終わってるユヌは余程ラジオ体操が気に入ったのか、今度は第一体操を見始めたらしく、あの冒頭の独特な歌が流れてきた。
DA「それにしても、よくラジオ体操ってわかったわね。韓国じゃそんな習慣ないのに」
JA「あー、確かに知らない方が普通よね。アタシの場合はテニスやってた時に準備運動としてコーチが取り入れてたのよ。あれ、しっかりやるとかなり良い事前運動になるんだから！」
「私は香港にいた頃に、日本人の友達から夏休み誘われて参加してたから。シール欲しくて頑張って毎日通ったの」
YN「え、ラジオ体操って毎日どっかに行ってやるもんなの！？日本人すごくね？」
「違う違うww夏休みの期間だけ小学生が地区ごとに決められた場所に朝早く集まってやるの。参加カードがあって、私の参加した香港の日本人学校では行くとシールが貼ってもらえてね？色々なシールがあったからそれ目当てで気づいたら皆勤したんだ！」
JA「何にせよ朝っぱらからあんなハードな体操するなんて、日本人ってタフよねー！って、ぐぇ！」
YN「ヒョン！俺ダンスレッスンこれから始めたい！」
すっかりラジオ体操に魅了されたユヌが目をキラキラさせながらオッパにタックルする。
JA「わかったから離れてちょうだい！！アンタ化粧してんだから危ないでしょう！？」
DA「顔崩したらどうなるか覚えておきなさい」
YN「すみませんでした！以後気をつけます！」
「良かったね、ユヌ。本当にメイク落ちてたらオッパと2人でステージ出なきゃいけなかったよ」
YN「マジか。ダインヌナは怒らせないように気をつける」
DA「精々気をつけることね。さ、ジュリも出来たわよ。衣装に合わせてキラキラ多めに使用して、女神感アップしておいたから」
会話に気を取られているうちにメイクが出来上がっていたみたい。
前に比べて目元のキラキラと唇も心なしかラメラメしている気がする。
YN「女神感ハンパないっす」
JA「あら、髪型も変えたのね」
まとめてあっただけの髪も編み込みがされてあって、オンニのあまりのできる女っぷりに惚れ惚れする。
「オンニ、ありがとう！」
DA「ジュリは私の女神なんだから、これくらい何でもないわよ」
鏡越しに凄く優しい表情で見つめられて、オンニのほうが女神だと思う。
YN「そー言えば、なんでダインヌナはジュリヌナのこと女神って言うんすか？」
JA「たしかに気になるわね」
そう言えば、オンニから女神って言われる理由まだ教えてもらってなかった。
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作者名：にゃしろ | 作成日時：2021年2月1日 21時
