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side NANAMORI.

俺は、、いや俺たちは今ぽぽすちゃんの配信を聞いている。

るぅとくんが送ったあとどうせなら俺たちも見よう、という話になって今聞いている。


今はぽぽすちゃんが過去の話をし終わってなんでこの世界にいるのかを話し終わったところだ。



皆唖然としている。

もちろんそれは俺もだ。

一番びっくりしてて、泣きそうな顔になっているのは









莉犬くん。

あのさとみくんまで顔を少し引き攣らせて
信じられない、とでもいうようにしていた。

普段の彼女からは想像できない

お世辞にも『普通』とは言えないような過去。



な「びっくり、、だね」



馬鹿な俺はこんなことしか言えなかった。


動いたのは莉犬くんだった。


莉「俺っ、、!ぽぽすちゃんのところにちょっと行ってくるっ!」

ジ「何する気や?今ぽぽすちゃんは配信して話してるんやで?いくら心配でも、行ってあげたくてもそれはダメや」

咄嗟に体が動いた莉犬くんをジェルくんがしっかり止めてくれた。

莉「でもっっ!!」

ジ「でもやない、今はダメや。」


ジェルくんの真剣な目を見て
莉犬くんが悔しそうに顔を歪めて絞り出すようにして
「わかった」と言った。



ころちゃんやるぅとくんはただただ驚いていた。




軽い気持ちで聞いていた訳じゃない。

誰にでも過去はあるから。

それがいいものでも、、、、悪いものでも。

でも、、同情とか、可哀想とかそんなことを思わせないくらい

彼女は軽く、時には笑うようにして
でも、、どこか危なっかしい様子で淡々と話したんだ。



皆何も一言も発さずに部屋の中の空気は
ドロドロと、、沼の中にいるような感覚になる。


莉犬くんはさっきから下を向いたまま顔をあげない。

きっと莉犬くんだから、ぽぽすちゃんの所に
早く行ってあげたいんだろうな、、。

そんなこと思いつつ
ぽぽすちゃんの話を聞いてたら



美月「これが1つ目、次は2つ目。









なんで私が『すとぷり』に加入したのか」

2つ目→←1つ目(4)



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美月(プロフ) - キャットさん» わっ!めちゃめちゃ嬉しいです!んふふこっそり読んで頂けててありがたいです、、!好きです(( (2020年7月1日 3時) (レス) id: a0dfd09aea (このIDを非表示/違反報告)
キャット(プロフ) - 初めまして、いつもこっそり読ませてもらってます!!好きです笑 (2020年7月1日 0時) (レス) id: 556b04468a (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 桜桜(るおう) 病み期さん» え。素直に嬉しいです、、!ありがとうございます! (2020年6月29日 17時) (レス) id: a0dfd09aea (このIDを非表示/違反報告)
桜桜(るおう) 病み期(プロフ) - やば好き (2020年6月29日 9時) (レス) id: a56268c0e3 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - ましゅまろさん» え。ましゅまろさん好き。ラブ((は? (2020年6月28日 9時) (レス) id: a0dfd09aea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美月 | 作成日時:2020年6月17日 19時

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