本当の気持ち【stxxx】 (ページ29)

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side ROOT.

美月「おこちゃま戦争が歌いたいな！」

ころちゃんとのデュエットだったら合ってるかもなあなんて思った。

ころちゃんはなんか嫌そうな顔してたけどねw

こ「ん。分かった。どっち歌うの？」

美月「もちろんリンちゃんで！」

こ「www了解」

そんな会話を聞きつつ初めて目の前で、ぽぽすさんの生歌が聞けるのはワクワクしていた。

美月「あ！そうだ！さっき皆さん私にあだ名とか敬語無しで、って言ってくれたから私もそんな感じでよろしくね？w」

お､､じゃあぽぽすかな。

そして軽快なイントロが流れ出した。

少し周りを見渡してみると、
皆楽しみなのは変わらないみたいw

興味津々に見てるw

ぽぽすの顔が変わった。

歌い始めたそこには、間違いなく

歌い手【ぽぽす】がいた。

～♪～♪～♪

美月「昔々のそのまた昔とある貴族の仲良しな兄弟♪
ry(以下略称)｣

こ「ちゃんとやれ！」

～♪～♪～♪

美月「毎度ありがとうで君のm...」

こ「まさかの」

美月・こ「ひ、引き分け!?」

そしてイントロが終わった瞬間、ぽぽすは

ふうっと一息ついてこちらを照れくさいような、

心配するような顔で見た。

正直びっくりした。

いくら歌が上手いからってmixとかマイクの調整とかすれば多少実物と声が違くなるなんてざらにあるから。

でも､､ぽぽすは違かった。

本当に"上手いんだ"

そんな一言で表していいのかなんて分からないけど

僕にはそんなありきたりな感想しか思い浮かばなかった。

皆はぽかんとした顔をしていた。

ころちゃんとかめちゃめちゃ驚いてる。

歌ってる途中もチラチラ見て自分のパートおぼついてなかったもんねw

美月「えっ､､とど、どうでしたかね？w」

な「めちゃめちゃ上手い､､！！」

莉「うん､､！凄いね！本当に！！
声がねほんとに心の底から楽しんでるみたいで聴いてるこっちまで楽しくなってた､､！」

莉犬となーくんが感想を言った。

る「ここまで上手いなんて正直思ってなかったんですが､､本当に､､本当に綺麗な声でした！！」

ちょっと失礼なこと言ってる気もするけど､､

まあいっかw

そしたらぽぽすはふわっと花が咲くような笑顔で

美月「ありがとうございます！」

って言ったんだ。

その顔に少し､､

ほんの少しだけ

ドキリとしたのは僕と皆の秘密だよ？