【問答打】甘い恋の行方は【BL】

俺だけを見て　izym ページ7

※少し際どい表現あり



izwside

あぁ、まただ。


また山本がこうちゃんと仲良くしている。
山本の顔は俺なんかといるよりもずっと楽しそうだ。そっか、やっぱこうちゃんがいいのか。


……いや、まぁそんなの許さないけどね。

どんな手を使おうと俺の元から離さないって决めたし。


今日は俺の愛をしっかり伝えなきゃ。









Ymmtside

やばい。とてもやばい。


いつもは笑顔で帰ろっ？て言ってくれる伊沢さんが一人で帰ってしまった。


これはきっと怒っている証拠だ。


さっきこうちゃんと話しすぎた？
確かに結構盛り上がっちゃったけど……


早く帰んなきゃなぁ…。


僕はふぅっと溜息をついて、重い足をなんとか進めた。






ガチャ

「ただいま…」


やっぱり返事はない。


そう思って靴を脱ぐと、目の前に伊沢さんがいた。


ドサッ


「えっ…、ちょっ」




気がついたら力強く押し倒されていた。



「ねぇ、何で怒ってるかわかるよね？」

　

目の前のあまりの怒気に圧倒される。

　

「……こうちゃ、んと喋り、すぎたから…」



「そう、わかってんじゃん。だったら何でやめないの？何度も言ってんのに。」

こういうことは何度かあった。僕が他の人と仲良くしちゃって。
今までは笑って済ませてくれてたけど、今は優しさなんて感じられない。
独占欲で溢れている。

「ねぇ！」


「あ"ぁぁっ！」


僕が何も発せないでいると、首を噛まれる。


「いざぁさ、ん、んぁ…んん、ふっ、」


動揺している僕なんて気にもせず口内を舌でまさぐられる。
前までとは違う荒々しいキスに、自然と声が出てしまう。




「んっ、はっ、」


お互い息が続かなくなって、やっと解放してくれた。





「もう俺しか見れなくしてあげるから。」



朦朧とし始めた意識の中、その言葉だけ、はっきり聞こえた気がする。







izwside

朝目覚めると、昨日のことからは考えられないくらい、天使のような寝顔で寝ている山本が居た。


所々に俺がつけた鬱血痕がある。



お前は俺だけ見てればいいんだよ。



そうすれば幸せでしょ。



俺もお前も。






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こういう話もたくさん書いていきたいです。

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