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今日は朝からさんざんな目にあった。こうちゃんに抱きつかれ、伊沢さんとこうちゃんが僕のことで言い合いをし、須貝さんにくっつかれて。はぁ…お昼くらいはゆっくり過ごしたいものである。僕はそう思いながら、食堂へと向かった。
山「あー、もういっぱいだなぁ。」
結構早めに来たはずなのだが、食堂の席はほぼほぼ人で埋まっていた。しょうがない。今日は教室で食べるとしよう。席が空いてないっていうのもあるし、なんか…嫌な予感がしたから。
乾「山本さーん!一緒に食べましょ〜!」
げっ!やっぱり!誰だよー!もう!…ふう、僕は軽い溜息をつき、おそるおそる声のした方に振り返った。
山「…乾?それに山上と林も!」
あぁ…良かったぁ。この三人なら安心できる。あの人らみたいに下心を感じないから。
山「えっ!?席とっといてくれたの?ありがとう〜!」
山上「は、はいっ…て、や、山本さん!後ろ!」
山「…へ?うわっ!」
三人のテーブルに行こうとしたら、誰かから服を掴まれ、体制を崩してしまった。
川「山本、今日は俺と食べる約束だったやん。」
山「川上さん!?そう、でしたっけ?」
川「忘れたん?まぁいいわ。俺も席とっといたから、ここで食べなよ。」
河「え?山本僕と食べようよ。」
山「え!?河村さん?」
いきなり河村さんがひょこっと現れて驚いた。……でもそれより待って!皆来てんだけど!
伊「間に合った〜!山本!俺と屋上で食べない?」
須「俺と食べよ山本!奢るからさぁ〜」
福「山本は俺と食べるの!」
こ「山本さん俺と食べましょうよ〜」
乾「いや最初はこっちが!」
はぁ…やっぱ嫌な予感的中したじゃん…河村さんにつれて皆集まってきてしまった。でもこうなったら埒が明かない。
山「やっぱり教室で食べます…」
伊「えぇー!何で!」
山「めんどくさいことになりそうなので。」
川「ん、じゃあ俺も教室で食べるわ。」
須「うわ!お前同級生の特権使いやがったな!」
川「うるさいですよ。」
皆はなんでなんでとわーわー騒いでいる。このままじゃ明日の昼休みは明日はどうなってしまうのかと僕は頭を抱えながら教室に向かった。
何で結局こうなるんだよ〜!
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ハル(プロフ) - sky nijinさん» 神作だなんて滅相もないです…!これからもご期待に沿えるように頑張ります! (2021年2月3日 17時) (レス) id: 5084a000b4 (このIDを非表示/違反報告)
sky nijin(プロフ) - 全然待ってませんよ!やっぱ弟組は最高ですよ!本当神作ですよ。もう一個も楽しみにしてます! (2021年2月3日 16時) (レス) id: 7dd3f1530b (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - sky nijinさん» 本当にお待たせしました!リクエスト作品投稿いたしましたので是非!もう1つのリクエストもなるべく早く書き上げます! (2021年2月3日 16時) (レス) id: 5084a000b4 (このIDを非表示/違反報告)
sky nijin(プロフ) - こちらこそ小説かいてくださるので出来る限り説明上手くしときます… (2020年12月23日 15時) (レス) id: 7dd3f1530b (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - sky nijinさん» いえいえ!丁寧にありがとうございます! (2020年12月23日 15時) (レス) id: 5084a000b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作成日時:2020年10月16日 23時