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｢ 全く、朝から散々だったぜ ｣
｢ なんかあったのか?三橋 ｣
｢ うるせぇな、関係ねぇだろうがよｫ!? ｣
｢ そうだねごめん!でも俺ね、生徒が困ってるとつい聞いちゃう、熱い教師なんだ!ごめんね! ｣
転校生ということで、俺はわざわざ職員室まで行って、担任の教師と教室まで向かっている。変なホクロを変な所に付けているやつだが、まぁ俺が睨んだだけで平謝りなのだから 怒られないだろうし楽でいいだろう。
目的の場所につき、担任がガラリとドアを開けて みんな座れ〜と緩く声をかけている。
俺はかったるそうに担任のあとを追い、教室に入る。この時間にいる生徒は基本真面目なやつばかりなのだろう。俺の風貌に皆一様驚いているようだった。約一名を除いて。
｢ あーー!?!!? お前、朝の!! ｣
｢ なんだ三橋、知り合いか? それは安心だ、じゃあ席はあそこ! 三井の隣! ｣
｢ 知り合いじゃありません ｣
｢ んだとテメェ、食パン咥えてごっつんしたんだからもう知り合いだろうがｧｧﾝ!? ｣
｢ ぶつかってない ｣
｢ うん、とりあえず 自己紹介。自己紹介して、ね、先生からのお願い ｣
落ち着かせるように肩に置かれた手を振り払うと、俺は 三橋貴志です、と笑顔を見せる。
三井、と呼ばれたあの女と口喧嘩をしていたせいか 皆の恐怖顔が更に度を増していたが、俺は平和なツッパリで〜と説明している間に少しずつその表情は柔らかくなっていった(様な気がする)。
自己紹介を終えると、担任が もう一人転校生いるんだけどな〜と言葉を零す。
んだと、初日から遅刻とはツッパリっぽいじゃねぇか。やっぱり俺も遅れてくべきだったか、と後悔していた所で ガラリと開けられる真横のドア。
見ると、髪の毛をツンツンにしてマスクをつけた長ラン野郎が入ってきていて。
( ーーーって、こいつ… )
そいつをよく見てみると、昨日散髪屋に入ろうとして被った もさい頭の野郎だった。
目の前のそいつも俺に見覚えがあったのか、指をさして お前…お前も今日から、と禁句を口にしていて。
｢ あー!! テメ、それは言うな!! ｣
｢ な、なんだよおま、なんだよ!? ｣
｢ あれ!?なに!?ねぇ、そこも知り合い?知り合いなの、ねぇ?実は仲良し? ｣
慌ててそいつに飛び付いて口を塞ぐと、じたばた暴れて逃れようとするそいつ。後ろからは担任があーだこーだ言ってきて しっちゃかめっちゃかだ。
教室の1番後ろでは、はぁ、と深い溜息が零されていたとか。
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零生(プロフ) - らなのMonOさん» ありがとうございます! これからも沢山キュンキュンしていただけると嬉しいです(笑) (2018年12月30日 23時) (
レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
らなのMonO(プロフ) - これ、滅茶滅茶心臓に悪いっすwきゅん死確実ですよw (2018年12月30日 23時) (レス) id: dce8680b38 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - 香香さん» ご指摘ありがとうございます！ (2018年12月28日 12時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
香香(プロフ) - コメント失礼します!!設定が凄く好きで面白いです!!ただ、片桐さんは下の名前智司なんで間違って変換されてると思います!! (2018年12月28日 12時) (レス) id: 102168a696 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - ハッカーさん» そうですね!ご指摘ありがとうございます!! (2018年12月19日 23時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
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