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｢ 道場が潰れそう!? ｣
｢ そうなの ｣
人目のつかないところ、と言われて迷いなく上がってきた屋上で 置いてあるベンチに2人で腰掛けて 早川京子特製クッキーをもぐもぐしながら話をする。
深刻そうな理子の口から出たのは、色々と驚くものばかりだった。
｢ んー…でまぁ、話をまとめると、理子ん家の道場を潰すために、道場破りに来たヤツらがいて、そいつらを倒す為に強い人手が必要って事ね ｣
｢ そういうこと ｣
｢ んで、何人必要なの ｣
｢ 5対5だから、私含めて…あと二人かしら ｣
｢ あと二人? 他に誰かいるの? ｣
｢ 実は、この前助けてくれた紅高の男の子達が手伝ってくれるって言ってて… ｣
｢ 紅高… ｣
なんだか嫌な予感はするが、背に腹は変えられない。理子からの頼みは、私の中では絶対なのだ。…唯一の友達であるし。
私は不安そうな理子の手を取って、大丈夫、と彼女の目をしっかりと見つめる。
笑顔で励ます、なんてことは出来ないが それでも理子は 少しだけ安心したように笑ってくれた。
｢ とりあえず、私も入るから あとは一人探すだけだ。もし居なかったとしても最悪門下生から出せばいいわけだし、そんな奴ら私がボコボコにしてやるから ｣
｢ えっと、ボコボコにまではしなくていいかな ｣
｢ じゃあ、けちょんけちょんだね ｣
｢ A… ｣
呆れたように私を見る理子だったが、まぁそうだね と結局はにっこりと笑ってくれて、ありがとうと私の手を握り返してくる。
｢ うーん…でもね、あと1人ぐらい強い人が欲しくて、それで 手伝って欲しいんだけど ｣
｢ 私が出来ることならいいよ ｣
｢ うん…あのさ、｣
三橋くんって、やっぱり強いのかな? そう言った理子に、私は少しだけ 時が止まったような気がした。
それが何故なのか、そんなのは分からなかったけれど 不思議そうな目で固まった私を見る理子に、慌てて まぁそこそこかな! と慌てて返事をするのだった。
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零生(プロフ) - らなのMonOさん» ありがとうございます! これからも沢山キュンキュンしていただけると嬉しいです(笑) (2018年12月30日 23時) (
レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
らなのMonO(プロフ) - これ、滅茶滅茶心臓に悪いっすwきゅん死確実ですよw (2018年12月30日 23時) (レス) id: dce8680b38 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - 香香さん» ご指摘ありがとうございます！ (2018年12月28日 12時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
香香(プロフ) - コメント失礼します!!設定が凄く好きで面白いです!!ただ、片桐さんは下の名前智司なんで間違って変換されてると思います!! (2018年12月28日 12時) (レス) id: 102168a696 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - ハッカーさん» そうですね!ご指摘ありがとうございます!! (2018年12月19日 23時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
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