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莉犬くんside
俺ってほんとに性格悪いなぁ。ころちゃんがまだあの子の事好きってなんとなく分かってたのに。
でも、俺もそのくらい本気なんだからね！ころちゃん。
さとみにだって、ころちゃんにだって、絶対に渡したくない俺だけのプリンセス。
俺はそんなあの子の家の前に立ち、チャイムを押した
数分後、彼女が焦ったように出てきた
｢遊びに来たよ〜そんなに焦ってどうしたの？｣
彼女は苦笑いしながら
【掃除してただけだよ〜】
と書いた。そして、また彼女は
【そろそろ休憩しようと思ってたし、家上がっていいよ！外少し暑いし】
と書いた。
｢ほんと！？ありがとう！！！！｣
何気に初めてあの子の家に入る
｢ずずじい〜｣
エアコンが効いてる涼しい部屋。掃除してたって割には…って感じだけど……
…………白い家具多いな？？？
｢白い家具多いね〜｣
すると彼女は前まで他の色のも置いてたけどね〜なんて苦笑いしながら書く
他の色……ピンクだろうか。そうだといいな。
｢ちょっと家の中探検していいー？｣
するといいよーって書いた紙を見せてくれた。だから、彼女の家の至る所を探して回った。ピンクの小物はないだろうか。はたまた赤色の小物はあるだろうか。
ピンクの小物はチラホラとあったけれど、どれも集められていて何処かにしまおうとしてる様に見えた。
別れたのだろう。
そう思っていた時、俺の目に1枚の写真が入ってきた。
さとみくんとあの子の笑顔のツーショットの写真。
デート中の写真だろうか。お揃いの指輪をつけてる。
こう見てると夫婦みたいだな。…なんて思ってない。あの子と夫婦になるのは俺だからね！！
一通り見て回って、彼女のいる所へ戻る。
｢そういえば…なんだけどさ、さとみくんと別れたの？｣
無神経に言葉を放つ。
彼女は苦笑いして頷く。そんな顔しないでよ。でも、その顔を笑顔に変えることができる人って、あの子の王子様なんだろうね。
俺は苦笑いする彼女に近ずいて
その悲しそうな顔に、
その寂しそうな唇に、
自分の唇を優しく押し付ける。
彼女は驚いて、俺から離れた。
｢ねえ……｣
｢ころちゃんよりも、さとみくんよりも、ジェルくんよりも、幸せにする自信があるから。｣
｢俺だけを見てくれない？？｣
遠回しに想いを伝える。すると彼女は、また苦笑いして
時間ください。って書いてみせた。
振られた…のかな？？？
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よつ(プロフ) - 女生徒Aさん» あ、あの！この作品、最初の方をけっこう前から見てて…それで、また見てみたんですよ！めっちゃ好きです…更新頑張ってほしいです…すみません (2020年10月5日 3時) (
レス) id: 52038a9170 (このIDを非表示/違反報告)
女生徒A(プロフ) - みかささん» 動きだしましたよ(´；ω；｀)私も楽しみです？？？ (2020年8月12日 20時) (レス) id: 602302d14d (このIDを非表示/違反報告)
みかさ(プロフ) - とうとうりいぬくんが動き出しましたね！楽しみです！ (2020年8月8日 16時) (レス) id: d74848b20e (このIDを非表示/違反報告)
女生徒A(プロフ) - 神崎イノさん» ありがとうございます！！更新頑張ります(´；ω；｀) (2020年8月8日 15時) (レス) id: 602302d14d (このIDを非表示/違反報告)
神崎イノ - 続編おめでとうございます！更新楽しみにしてますね！ (2020年8月7日 17時) (レス) id: 040119bf1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅる | 作成日時：2020年8月1日 20時
