そんなに僕ってダメですか？【ツイステ】 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,702 hit

4 ページ5

イデアside

あっ……あぁ…初めてAくんと組めたのに……

あのレオナ・キングスカラーと一緒にらくらくと飛んでるｯ…

｢せ、拙者も……｣

そう言って箒を浮かせて2人に追いつこうとした矢先……

バサッ

｢ﾋｯ……た、助けてオルト…｣

やってしまった…

夢主side

｢イデアさん、ちょっとじっとしててくださいね｣

するとイデアさんはコクコクと頷く

ﾚｵﾅ｢お前、何する気だよ｣

｢救出ですよ｣

ﾚｵﾅ｢んな事より、先生でも呼んでくりゃいいだろ｣

｢こっちの方が早いので｣

そう言って僕はイデアさんにとある魔法をかける

ｲﾃﾞｱ｢ﾋｯ浮いてるｯ｣

ﾚｵﾅ｢！？お前のユニーク魔法か？｣

｢僕のユニーク魔法はこんなんじゃないですよ。イデアさん、このまま飛行術の練習しましょう。｣

ｲﾃﾞｱ｢そ、それはいいけど…拙者、体に力入れてないのに勝手に動くｯ！！！｣

｢そりゃそうですよ。僕が先輩の体浮かせてるんですから｣

僕が指を動かすとそれに伴ってイデアさんの体もひょいひょいと動く

ｲﾃﾞｱ｢ﾋｯ！！助けてオルト！！｣

ﾚｵﾅ｢お前そんなでけぇ声出せたのか｣

｢イデアさん、飛行術はリラックスするのがコツですよ｣

ｲﾃﾞｱ｢ﾋｯ！！拙者にそんな余裕あるとお思いで！？｣

ﾚｵﾅ｢まずは飛ぶことが怖いって言うだせぇ根性から叩き直したらどうだ？｣

そう言って意地悪に笑うレオナさん

｢そうですね。今日は僕の力でただ飛ぶだけにしましょう。｣

その後Aとレオナ・キングスカラーの後を箒にぶら下がりながら怯えているイデア･シュラウドがついて行くという異様な光景が広がった

｢お疲れ様でした｣

ｲﾃﾞｱ｢はぁ……はぁ…｣

ﾚｵﾅ｢ふぁぁ…じゃあな｣

大あくびをして植物園の方へ歩いていくレオナさん

｢イデアさん、大丈夫です？｣

ｲﾃﾞｱ｢これだから外に出る授業はっ…！｣

｢…なんかすみません｣

ｲﾃﾞｱ｢はぁ…はぁ……アズール氏を真似て言うなら、対価が欲しいところですなぁ～｣

バテながら言うイデアさん

｢…いいですよ。一つだけお願い聞きましょう｣

するとイデアさんはめちゃくちゃ喜んで、1人で何かブツブツ言っていた

｢そろそろ次の授業始まるんで今日の部活の時にでも言ってください｣

そう言ってイデアさんをおいて教室へ向かう

歩いていたら隣にイデアさんがヌルっと来て、何か言い始めた

｢聞こえないんで…部活の時にでも…｣

そう言って僕が走る。

なんかついてきた。え？