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5話 ページ8

Aside

「あの、シャワー、ありがとうございました。」

A「いえいえ。じゃあ俺も行こうかな。」

「あ、あの!」

俺もシャワーを浴びに行こうと部屋を出ようとした瞬間、彼に腕を掴まれた。

「俺、我妻善逸って言います。鬼大の2年生です。あなたは…?」

我妻善逸くん…そうか、彼は善逸君というのか。

俺の中の全細胞が喜びだしたような感覚がした。

善逸くん、ぜんいつくん……。沢山彼の名前を呼びたい。

彼にも、俺の名前を呼んでほしい。

A「俺は夏目A。同じく鬼大の3年生だよ。よろしくね、善逸くん。」

そう微笑んで言うと、善逸くんは顔を真っ赤にしながら手を離した。

俺、何か変なこと言ったかな?

善逸「あ、そう…夏目さん、ですね…先輩か………」

A「Aでいいよ。って、善逸くん、大丈夫…?顔赤いよ?のぼせちゃった?」

善逸「いや、大丈夫ですから!!シャワー浴びてきてください!!さぁ早く!!!!」

A「え、ちょっと!…………追い出されてしまった…。」

善逸くん、めちゃくちゃ顔が赤かった。

酔っている人にシャワー浴びせちゃいけなかったか?

それなら申し訳ないことをした…善逸くんを引き留めたいための俺の我儘で…。

後で謝ろう。

そう心に決めて、風呂場に向かった。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 男主   
作品ジャンル:恋愛
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ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年2月29日 20時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 続きまだ? (2020年2月27日 22時) (レス) id: 4d4917b86c (このIDを非表示/違反報告)
ミ ツ ル(プロフ) - ヨタクさん» ヨタク様>コメントとリクエストありがとうございます。リクエスト了解致しました。しばらくお待くださいませ。とても励みになるお言葉で、元気が出ました、ありがとうございます!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 (2020年2月8日 12時) (レス) id: 3d2e373ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ヨタク - リクエストです。善逸に嫉妬をさせて下さい!面白かったです!更新頑張ってください! (2020年2月8日 6時) (レス) id: f497b0780b (このIDを非表示/違反報告)
ミ ツ ル(プロフ) - 本編完結いたしました。よろしければ小説の感想や、番外編のリクエストなどお待ちしております。 (2020年2月7日 11時) (レス) id: 3d2e373ed2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミ ツ ル | 作成日時:2020年2月6日 23時

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