2話 ページ5
善逸side
最悪だ。
女の子が沢山いたからって調子に乗りすぎた。
いいとこ見せようと思って酒を煽りすぎたせいだ。
善逸「の、飲みすぎた……あ、無理だこれ吐くわ、え、俺こんな住宅街で吐くの??自分に引くよ???」
駅までの道のりをなんとか壁に手を添えながら歩く。
が、千鳥足で目の前もぐわんぐわんして、吐き気もすごくて…それから……それから…………
「あ、あの、大丈夫、ですか…??」
善逸「ぎゃーーっ!!?お、オ、おバ、オバケ!?」
ふいに背後から声をかけられしゃがみこむ。
あ、やばい、今叫んだ拍子にちょっと出そうだった。
「あの、顔色悪いですけど、大丈夫ですか?あと人間です。」
善逸「え…?あ、だ、大丈夫、で……す……………」
目の前には、今流行りの色素薄い系イケメン(?)がいた。
男の俺から見ても綺麗な顔だって思った。
「あの、よければここから家近いので、休んでいきますか?」
今考えれば普通に怪しい。でもあの時の俺は、酔ってたしびっくりして動揺してたし。
それに、この人からは、
泣きたくなるくらい、優しくて、愛おしい音が聞こえたんだ。
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ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年2月29日 20時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 続きまだ? (2020年2月27日 22時) (レス) id: 4d4917b86c (このIDを非表示/違反報告)
ミ ツ ル(プロフ) - ヨタクさん» ヨタク様>コメントとリクエストありがとうございます。リクエスト了解致しました。しばらくお待くださいませ。とても励みになるお言葉で、元気が出ました、ありがとうございます!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 (2020年2月8日 12時) (レス) id: 3d2e373ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ヨタク - リクエストです。善逸に嫉妬をさせて下さい!面白かったです!更新頑張ってください! (2020年2月8日 6時) (レス) id: f497b0780b (このIDを非表示/違反報告)
ミ ツ ル(プロフ) - 本編完結いたしました。よろしければ小説の感想や、番外編のリクエストなどお待ちしております。 (2020年2月7日 11時) (レス) id: 3d2e373ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミ ツ ル | 作成日時:2020年2月6日 23時