検索窓
今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:34,789 hit

続き ページ17

Aside

ちがう、怒りたいわけじゃない。

ちゃんと俺の気持ち伝えて、善逸くんにわかってほしいだけだ。

A「……もう女の子の手必要な時以外握らないで。」

善逸「必要な時は握っていいんだ。」

A「必要な時を作んないで!」

善逸「うん、わかった。ごめんね?もう女の子の手は握らない。

必要以上に話しかけないし絶対口説いたりしない。

Aさんの前で勘違いさせるようなことも控えるし、連絡先にいる女の子も消す。」

!!?まっ、話が思わぬ方向に向かっている気がする…!!

A「ちょ、ちょっとまってぜんいつくん!俺、そこまで束縛するつもりないからね!?は、話すのは全然いいし、連絡先の子達も消さなくていいから!ね??」

善逸「違うよ、束縛だなんて思ってない。俺が自分でしたいからする。

あと、俺のロック画面のキーこれね。」

A「ロック画面の意味が無いよ善逸くん!ねぇごめんね?疑ってないよ?怒ってる??話聞いて!」

善逸「ねぇAさん。俺さ、多分貴方が思ってるより、貴方のこと好きだよ。」

A「へ?」

善逸「嫉妬、されて嬉しかったけど……でももうちょっと信じて、俺のこと。」

そう言って、善逸くんは俺の首元に顔を埋めた。

A「ご、ごめん…その、初めてだったんだ。嫉妬、するの……こんな感情、今まで抱いたことないから不安で…。

信じてるよ、善逸くんのこと。大好きだから。

だから、俺のこと嫌いにならないで。面倒くさくてごめん、泣き虫でごめん、でも、お願いだから…ずっとそばにいて。」

本当に、面倒くさくて、自分勝手で、心底笑えて来る。

すぐ泣くし、嫉妬もするし、意図せず束縛するし、女々しすぎて自分が嫌になる。

善逸「嫌いになんてならないよ。

昨日よりも今日、今日よりも明日、ずっとずっと、好きが大きくなっていくんだ。

自分でも信じられないくらい。

男の人を好きになるなんて、思ってもみなかった。

でも、性別なんて関係ない。Aさんが好き。

その事実だけあったら充分だ。

離れない、離さない。一緒に幸せになろう。」

でも、そんな俺でも君が愛してくれるから。

だから俺は、幸せなんだ。

Twitter開設のお知らせ&感謝→←続き



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (92 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
137人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 男主   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年2月29日 20時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 続きまだ? (2020年2月27日 22時) (レス) id: 4d4917b86c (このIDを非表示/違反報告)
ミ ツ ル(プロフ) - ヨタクさん» ヨタク様>コメントとリクエストありがとうございます。リクエスト了解致しました。しばらくお待くださいませ。とても励みになるお言葉で、元気が出ました、ありがとうございます!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 (2020年2月8日 12時) (レス) id: 3d2e373ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ヨタク - リクエストです。善逸に嫉妬をさせて下さい!面白かったです!更新頑張ってください! (2020年2月8日 6時) (レス) id: f497b0780b (このIDを非表示/違反報告)
ミ ツ ル(プロフ) - 本編完結いたしました。よろしければ小説の感想や、番外編のリクエストなどお待ちしております。 (2020年2月7日 11時) (レス) id: 3d2e373ed2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミ ツ ル | 作成日時:2020年2月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。