36話 ページ37
「いや、これで終わりだ。特待生はともかく、ミヤは公演期間中だ。これ以上の無理はさせられない」
「じゃあ、勝負は……」
「特待生の勝ちだな」
「ですね」
「え、え？なんで？」
なんでAちゃんも納得してるの？って騒ぐ央太
落ち着け
「雅野先輩ならその理由、わかると思いますよ」
「く……」
「水の量だ」
そう、水の量が雅野先輩より、ひかりちゃんの方が減っている
これが何？って思う人もいると思うけど
結構大事なことで
「水分補給もトレーニングの重要な一部だよ
他にも、体温調整とかね
舞台の上では自己管理ができないと」
私も一度倒れてから経験してます
「……くそ、わかったよ。負けは負けだ。認めるよ」
「え……まじか」
「すなわち……」
「特待生ちゃん……勝った！勝ったよ！すごい、勝ったよー！」
汗も滴るいい女だよね
そっとタオルを渡します
「約束、おぼえてますよね？」
はぁ〜かっこよすぎぃ〜〜
「いい根性してるね。おぼえてるに決まってるでしょ」
雅野先輩がハコを用意してくれるらしく、日にちも決めるそう
めっっちゃ頼れますやん
全員乗り気だったのに素直に受け入れないところが
荒木先生の言ってたことなんだなー
ひねくれ者ねぇ
「おい、特待生、お前、すげーよ。
俺らはお前らに全面協力する、約束な」
「照れます！」
「うんうん！もっと照れていいよ！かわいい！」
あ、鳥羽先輩が力ずくで止めに来た
お母さん痛いって！
「ところで次は、どこに話しを持っていくつもりだ？どこでもいーんなら、Re:Flyあたりがいいと思うぜ。話のわかる奴多いから」
「ミカのとこか、たしかにね…ん？なに、廊下のほう、騒がしくない？」
「おい、加賀谷！こっちに志朗の奴、来なかったか」
あ、青柳先輩
ミカって青柳先輩のことだったのね
「おおっと、噂をすればだな。来てないぜ。それより青柳、ちょっと話があるんだけどさ」
「悪い、今それどころじゃないんだ、あとでたのむ」
「いったいどうしたっていうの？」
「どうもこうも。Re:Fly存続の危機だ！」
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Cat(プロフ) - こんにちは！オンエアとジャニーズコラボの小説作りませんか？ (2019年10月26日 16時) (
レス) id: 9c179f6259 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです。これからも頑張ります！ (2018年8月26日 10時) (レス) id: 5e40acb695 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 永久さん» はい！ありがとうございます〜！ (2018年8月26日 10時) (レス) id: 5e40acb695 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 更新速度がすごく早いですね！ストーリーも原作寄りで読みやすいです。更新頑張ってください、応援してます！ (2018年8月25日 11時) (レス) id: c43d6d3e45 (このIDを非表示/違反報告)
永久 - いえいえ(∀｀*)ゞお役に立てたなら良かったです！私、このお話とても大好きです！ これからも楽しみにしています！無理せず、お体に気をつけて更新頑張ってください！ (2018年8月24日 20時) (レス) id: da343c4ed4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2018年8月22日 20時
