32 書類集め ページ32
アブノーマルクラスの一同は、書類集めに奔走する。
アエシュマ「あ」
アスモデウス「む」
たまたま出会ってしまった二人。アエシュマは「えー」という顔をしている。しかしあの一件は完全にイラついていた時のやつあたりなのはよくわかっているので・・・
アエシュマ「あー、あの時はごめんね?」
アスモデウス「・・・入間様が、貴様にひどいことを言ったと言っていた。・・・俺も、その・・・なんだ・・・」
アエシュマ「いいよ。謝らないで。アスモデウスは悪くないから」
そういって教室に入るアエシュマ。書類を纏めている入間の隣にしゃがみこみ、
アエシュマ「ちょっとごめんなんだけどさ?明日の最終決戦私いけなくなっちゃった」
入間「は?」
アエシュマ「お家の都合って言っていいのかなぁ・・・お仕事入っちゃってね?その・・・あんま詳しいことは言えないけど・・・処理にいかなくちゃいけなくて」
入間(おいおい、まじでこいつの家ってその手の家なのか?・・・処理って・・・)
入間はすこし家が気になったものの、家の都合なら仕方ないなと。頷き、
入間「あぁ、いいぞ」
了承を出した。アエシュマは嬉しそうに笑って、礼を言うと、去っていった。入れ違うように入ってきたアスモデウスが入間に声をかける。
アスモデウス「明日こないのですね」
入間「あぁ・・・ところであいつの家ってマジでなにしてるんだ?」
アスモデウス「アエシュマ家は代々プルソン家と共に絶対中立を掲げる古くからある名家です。プルソン家は認識障害の能力を扱い、認識障害グラスなど開発を行う家ですが、アエシュマ家は裏仕事を基本的に担う家です。頼まれればやる、といった感じですね。
もし敵対組織両方から依頼が来た場合は平等だからといって両方の組織を壊滅させるなどすこしとっぴな家でも有名ですね」
入間「あいつ処理って言ってたんだけど・・・」
アスモデウス「あぁ、おそらく部下の処理でしょうね」
入間「うへぇ・・・」
そして翌日。黒いスーツを身に纏い、黒い手袋をはめるアエシュマ。全身黒の恰好なため、首元の白蛇と銀色の髪が目立つ。
鉄の扉を押し開けると中からはつんざくような悲鳴が飛び出してくる。アエシュマは中に入り、扉をしめる。前にいるのはアストー・キリエライトで、彼はいつも通りの服装だった。
アエシュマが中に入ると彼は振り返る。
アストー「ある程度吐かせた」
アエシュマ「じゃあもうちょっと痛めつけて、始末だね」
57人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カンパチ - 18触れるでウォラクさんではなくウォクラさんになってますよ! (2021年7月25日 9時) (レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - 安良岡さん» ゆっくりでいいので、無理しないで下さい! (2020年8月12日 19時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 最中さん» コメントありがとうございます。プルソン最高ですよね。本誌が進んだので更新再開しました。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - エメラルド・アリスさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - はぁ、はぁあああ!!!プルソン、プル、プルソン君の、ゆ、夢小説…!!はぁ〜↑(←プルソン君リア恋)(過呼吸)、お、応援してます!!自分のペースで頑張って下さい! (2020年8月10日 23時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:安良岡 | 作成日時:2020年4月24日 13時