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29 悪周期 ページ29

生徒会長の一件が終わり翌日。登校してきたアエシュマは教室の中を見て驚いていた。

アエシュマ「あー・・・えっとー?・・・入間、であってるよね?」

ジャズ「アエ、ちっさ・・・うん、悪周期だって。はい、飴たべる?」

しゃがみ込んで、頭をくしゃりとなでて飴を手渡すジャズ。年の離れた兄弟と言われても納得ができる様子に教室の中でプルソンは見ていた。

プルソン(・・・やっぱり違和感あるな・・・双子で見てたからかな)

もらった飴を口の中に放りこんでころころと転がすアエシュマ。ジャズは立ち上がってわしゃわしゃと頭をなでている。

リード「クラスの中だと意外にお前が一番その状態のアエシュマ可愛がってるよなぁ」

エリザベッタ「あら、私たちもいっぱい可愛がってるわよ。ねぇクララちゃん」

クララ「うん!」

プルソン(可愛がるとかじゃないけど、一番会話するのも一緒にいるのも僕だし。・・・負けてない、負けてない)

アエシュマ(悪周期ねぇ・・・人間ならありえない・・・つまりは、魔術の類か・・・)

入間が匂いで動き出し、それを燃やした。アエシュマは驚いてそれを見ていたが、彼の宣言を聞いて、一年アブノーマルクラスは動き始めた。

校舎内の廊下をそろって歩けばどよめきが広がる。アエシュマはアスモデウスの隣。幼少の姿から十代の姿に戻り、位階章をわざと白衣の上に付け替える。彼女の斜め裏を歩くジャズはあらためてランクをみたが、なぜここまで優秀な彼女がここにきたのかがよくわからなかった。

「おいあれ!「戦場の天使」じゃねぇか!」

「ばっか!それは味方からの呼び名であって正式な二つ名は「プロテア」だろ!」

アエシュマ「おーい!その話題いますぐやめろー!」

「す、すいません!!」

ジャズ「あぁ、あったね。そんな二つ名。「数十メートルの巨体が敵の本部を一発で叩き潰す様を、我々はおそらく忘れないだろう」・・・だっけ?」

アエシュマ「あ、あの時は・・・兄様に、頑張ろうな!って言われて・・・調子乗ってただけで・・・」

顔を赤くし、俯いくアエシュマ。彼女からしたら見方が残した「戦場の天使」や「戦場のアクドル」といったものの方が全然嬉しいのだ。一行はカルエゴのもとにたどり着き、腰かけて相対する入間の後ろにつく。カルエゴがこちらを睨んでいるが無視をする。

カルエゴ「アエシュマ・クローリー。・・・能力をはじめとしたお前自身についての都合上」

アエシュマ「はいはい、ワンワン」
 

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カンパチ - 18触れるでウォラクさんではなくウォクラさんになってますよ! (2021年7月25日 9時) (レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - 安良岡さん» ゆっくりでいいので、無理しないで下さい! (2020年8月12日 19時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 最中さん» コメントありがとうございます。プルソン最高ですよね。本誌が進んだので更新再開しました。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - エメラルド・アリスさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - はぁ、はぁあああ!!!プルソン、プル、プルソン君の、ゆ、夢小説…!!はぁ〜↑(←プルソン君リア恋)(過呼吸)、お、応援してます!!自分のペースで頑張って下さい! (2020年8月10日 23時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:安良岡 | 作成日時:2020年4月24日 13時

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