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20 師団 ページ20

師団。入間がいうところの部活。そして今日は、「一年生争奪戦」だ。そんな中アエシュマは師団室で優雅に魔茶を飲んでいた。
机に飲み干されたコップをおき、ベッドに寝転がる。

医療師団。アエシュマが作り、バラムが顧問を務める、アエシュマしかいない師団。特殊医務室を師団室としており、現在では保険医のような役割も担っている。

一人の方が楽だし、アエシュマ自身も一年生なので、今回の争奪戦は不参加だ。楽だからという理由で能力をといて、幼少の姿でいるアエシュマ。このように、彼女が楽をするための師団室ともいえる。

爪先を気体化させ、辺りに漂わせ、いろいろな場所を聞き耳をたてる。誰がどの師団に入ったのか、誰がどこにいるのか。一人でおり、聞き耳に能力と集中を振った彼女に聞けぬものはないと言っても過言ではない。
ベッドの上に寝転がり、足をぱたぱたとゆっくり動かしているアエシュマ。鼻歌を歌いながら適当に周りを観察している。
そしてそれは基本的に全員が正式加入を終えるまで続いた。

そして今日、使い魔授業が行われる。担当は新任教師のバルス・ロビン。クララとわいわいしている辺りをみるといい先生ではありそうだ。

アスモデウスとサブノックの使い魔を見て感嘆の声を上げ、クララの使い魔を見ては驚いたような声を上げている。そしてアエシュマに声がかかる。

ロビン「あれ?君の使い魔は?えーっと・・・アエシュマさん」

アエシュマは首元の蛇を指さし、

アエシュマ「これですね」

するとロビンは首をかしげる。それもそのはず。彼女のランクは6。それにしてはただの白い蛇とは・・・という当然の疑問。しかしそれを察したのか、アエシュマは蛇の頭をなで、人型になるように命を出す。

ボフンと音を立てて人型に変化する白蛇。長い髪がゆらめき、モノクロが動き、カチャリと音がする。ロビンが大声を上げた。

ロビン「え?え?ええぇぇぇ!?!?ひ、人型になった!?な、なんで?そんな種族は、ラミア?ラミアの希少種?でも足だってあるし・・・」

アエシュマ「改造しました。力を少量しか持たない蛇を。私の魔力を流し込み、ラミアの容量で改造を重ねました。ホムンクルスとは違いますが・・・細胞を組み替えて、人型にもできるように。こちらの方が楽なんですよね。仕事手伝ってくれるのに」

ロビン「え、えぇ・・・君がここに特別招集された理由がよくわかったよ」
 

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カンパチ - 18触れるでウォラクさんではなくウォクラさんになってますよ! (2021年7月25日 9時) (レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - 安良岡さん» ゆっくりでいいので、無理しないで下さい! (2020年8月12日 19時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 最中さん» コメントありがとうございます。プルソン最高ですよね。本誌が進んだので更新再開しました。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - エメラルド・アリスさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - はぁ、はぁあああ!!!プルソン、プル、プルソン君の、ゆ、夢小説…!!はぁ〜↑(←プルソン君リア恋)(過呼吸)、お、応援してます!!自分のペースで頑張って下さい! (2020年8月10日 23時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:安良岡 | 作成日時:2020年4月24日 13時

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