１６ 治癒 ページ16
投げ返されたボールにあたるアスモデウス。勝者はＡチームとなった。胴上げをするというので参加するアエシュマ。入間を上げているといつのまにかクララにかわり、次に変わったサブノックは四人がかりでも上げられなかった。
カルエゴがジュースをおごるというリードの声で戻ってきた入間のもとに駆け寄り、腕を掴む。
アエシュマ「ちょっと見せて」
入間「え？あ、うん」
ぱっと差し出された両の手。それは火傷をやっていた。アエシュマはぐにぐにとかるく押し、能力を発動させる。すると、
入間「え？ええええ？！」
入間の手首から先が煙のようにゆらめき、消えていく。入間の叫び声にアスモデウスが駆け寄ってくるが、
アエシュマ「うるさい、ミスったら死ぬ静かにして」
脅しともいえるそれに入間は口を急いで横一字に結ぶ。後ろから走って来たアスモデウスがアエシュマに問い詰めようとする前に、
アスモデウス「なっ・・・」
突如現れた白髪の男がアスモデウスの腕を掴み、もう一方に手をペストマスクで隠された口元に持っていき、しー、と促す。驚きのあまり固まるアスモデウスと入間。
アエシュマ「ん、治ったよ」
アエシュマの声に下を向く。先程まで消えていた掌は確かにそこにあり、火傷も消えていた。
入間「え？え？な、なんで？！」
アエシュマ「細胞単位でバラして、直したの。そっちももう離していいよ」
そういって後ろを向き、白髪の男に、指示をだす。白髪の男はそれに従順に従い、手を放す。すると、しゅるしゅると縮んでいき、そして蛇へと変化していく。入間が驚いていると、アエシュマはしゃがみ込み、腕を差し出す。
蛇はそれにからみつき、腕を伝って首元に戻る。
アエシュマ「紹介しておこうかな？私の使い魔、「白蛇」の「白(ハク)」私が実験と改良を重ねて作られた、改造魔獣だよ」
白蛇
アエシュマの使い魔。力の弱い白蛇をラミアの容量で改造していった人造使い魔。弱いながらも水と治癒の力を持つ。人型にもなれるように改造されている。見た目は美青年。言葉はしゃべれないため、ジェスチャーや筆談で頑張っている。主人であるアエシュマからの呼び名は「ハク」蛇の時のじゃれつき癖が残っているのか、人型でもよくくっついている。
白髪に緑の瞳。後ろが長く、ふたつにわけて、肩から前に流している。黒のインナーとズボン、靴に白衣。銀色のモノクルをしており、口は蛇のように両側に割けているが、ペストマスクで隠している。
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カンパチ - 18触れるでウォラクさんではなくウォクラさんになってますよ！ (2021年7月25日 9時) (
レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - 安良岡さん» ゆっくりでいいので、無理しないで下さい！ (2020年8月12日 19時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 最中さん» コメントありがとうございます。プルソン最高ですよね。本誌が進んだので更新再開しました。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - エメラルド・アリスさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - はぁ、はぁあああ!!!プルソン、プル、プルソン君の、ゆ、夢小説…!!はぁ〜↑(←プルソン君リア恋)(過呼吸)、お、応援してます!!自分のペースで頑張って下さい！ (2020年8月10日 23時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安良岡 | 作成日時：2020年4月24日 13時
