13 処刑玉砲 ページ13
入間が位階を上げたいという発言をして、アスモデウスが号泣した一件。もちろん爪先を気化させ知っているアエシュマ。そんな彼女は今、
アエシュマ「・・・」
黙々と特殊医務室で本を読んでいた。カルエゴに呼び出されたあの人同じような辞書のように分厚い本を本棚から大量に引っ張りだしてきて、ベッドの上や床におく。
そして自分のベッドの上に寝転がり、ページをめくっていく。目を通す本は医学書だったり、天体書だったりと種類は様々だった。
すると耳に入ってくる、トランペットの音。学校内では「ピクシー」と呼ばれているが、その正体はプルソン・ソイである。今日はなぜ共にいないかというと・・・
バラム「あれ?また増えたね本」
こちらに来客がいるからだ。彼はバラム・シチロウ。とても簡単に説明すると空想生物が好きなカルエゴと同級生の悪魔だ。医療師団の顧問も務めている彼は定期的にここにやってくる。
バラム「それは何の本?」
アエシュマ「新しい医学書・・・ってストップストップ」
アエシュマが止めに入るのも無理はない。わしゃわしゃと勢いよく頭をなでるバラム。さすがにこの大きさではいろいろスペースを食うので、能力をきって幼少の姿に戻るアエシュマ。すっぽりというより、小さすぎる気もするが、気にはとめない。
なんとなくで流体化した時は大変だったなーとうわごとのように思い出しているアエシュマ。バシャンと手が沈み込み、まるで水遊びのように手を動かされたのを思い出し、苦笑いをした。
最近購入した本や適当な報告をし終わると、バラムは帰っていった。
もうトランペットの音は聞こえなかった。
すこしだけ、時間を戻し、一方プルソン。
入間の件があったため、絶賛感情迷子中のプルソン。完全にバグっている。ケースからトランペットを取り出し、勢いよく吹き始める。
プルソン(今日もいろいろなことがあった。まず、入間君。
一体どんな関係なの?トモダチってやつ二人いるんだから一人の時間ほぼなさそうだったのに・・・いつ会話あったの?!あの二人っていうか、アスモデウス君が離れる様子が想像できない・・・
というか「入間について考えてた」ってなに?それは、どういう?そんなにクローリーに刺さるような部分あった?好奇心的にどこに刺さったの?お兄さんに似てる感じもないし・・・いやいやお兄さんに似ている=興味対象、恋愛対象だったら僕敗北だわ)
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カンパチ - 18触れるでウォラクさんではなくウォクラさんになってますよ! (2021年7月25日 9時) (レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - 安良岡さん» ゆっくりでいいので、無理しないで下さい! (2020年8月12日 19時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 最中さん» コメントありがとうございます。プルソン最高ですよね。本誌が進んだので更新再開しました。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - エメラルド・アリスさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - はぁ、はぁあああ!!!プルソン、プル、プルソン君の、ゆ、夢小説…!!はぁ〜↑(←プルソン君リア恋)(過呼吸)、お、応援してます!!自分のペースで頑張って下さい! (2020年8月10日 23時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:安良岡 | 作成日時:2020年4月24日 13時