１３２ 壁見の愛 ページ32
壁見「はぁ？好きって言ったじゃないですか？」
肉倉「っ！？」
壁見「その目の色も形もサイズも全部完璧です。私こういう目好きなんですよねー・・・あ、見目好く長大です！」
肉倉「お前は・・・はぁ・・」
壁見「？先輩・・・？」
肉倉「とにかく女性が無暗に好きなど口にするな。不埒である。」
壁見「むー・・・そうですか・・・本気でもですか？」
肉倉「・・・時雨、お前私で遊んでいないか？」
壁見「・・・なんのことでしょう？」
肉倉「貴様ぁ！！！」
壁見「まぁまぁ、ほら私の方が仮免的には先輩ですし・・・」
肉倉「関係ないであろう！」
壁見「まぁまぁ落ち着いてくださいよー精児くん？」
肉倉「貴様やはりおちょくっているだろ！！！」
壁見「あはははは！！やっぱ先輩超おもしろい！そういう可愛いとこ正直超タイプです！安心てください、ちゃんと先輩って呼びますよ。ね？セ・ン・パ・イ」
語尾にハートがつきそうな勢いだが肉倉にはきいたのか、フリーズしてしまっている。すると轟が、
轟「お、四分だぞ」
すると壁見は慌ててコートの裾を正し、マフラーを直し、前髪と後ろ髪に手を加えていく。足元に指先まで見渡し、くるくる回りながら、
壁見「え、ねぇ、なんか変なとこないよねイナサ？」
夜嵐「とくにないぞ？」
壁見「よし、よし・・・」
すると風切り音と共に形を成していく人物、エッジショットがやってきた。
エッジ「・・・待たせた、だろうか？」
壁見「い、いえ！時間ぴったりです」
エッジ「いや、この場で待たせてしまったことに変わりはないだろう。すまなかったな」
壁見「い、いえ、そんな・・・あ、レポートに纏めて明日の朝には提出します。十一人の個性と使用状態、その他諸々纏めた資料は今手元にあるので帰りの新幹線でお話できるかと」
エッジ「そうか、ありがとう。では、我々はここで」
マイク「おう！じゃあな！！」
壁見「あ、先輩！合同訓練楽しみにしてますね！」
それだけ言うと、ぺこりと頭を下げエッジショットの奇麗に三歩後ろを歩み始める壁見。
肉倉「なるほど良妻・・・か」
現見「え？なに肉倉惚れたの？ウケる」
肉倉「なにを言っているのだこの痴れ者！！！」
夜嵐「時雨に惚れたんすか先輩！？もしかして昔ながらの良妻属性に惚れましたか？！あいつ確かに家事万能で料理旨いけどガチのエッジショットオタクですよ！？」
轟「お前なにげに壁見のことけなしてねぇか？」
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安良岡(プロフ) - やえさん» コメントありがとうございます。そうです！彼はかっこいいんです！それを理解してくれる人が増えて私も嬉しいです。楽しみにしていただけてとても嬉しいです。これからも頑張ります。 (2020年1月12日 20時) (
レス) id: de63d941bc (このIDを非表示/違反報告)
やえ(プロフ) - コメント失礼します。 とても面白くて、一気読みしてしまいました。この作品を読ませてもらって、エッジショット様のかっこよさに気づかせてもらいました。 本当にありがとうございます！ これからも、更新楽しみしています。 頑張って下さい！！ (2020年1月11日 12時) (レス) id: 983d46899e (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 希羅アイラさん» いっそのこと振り切ろうと思っていたので笑っていただけてとても嬉しいです。応援ありがとうございます。あまり待たせないようにこれからも更新頑張ります (2019年12月24日 13時) (レス) id: de63d941bc (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - ザジさん» 嬉しいと言っていただけて私もとても嬉しいです。これからもまだ絡みはあるので応援にこたえるために頑張ります！ (2019年12月24日 13時) (レス) id: de63d941bc (このIDを非表示/違反報告)
希羅アイラ - 凄い…本当に凄いです…！（語彙力の喪失）環くん好きなので求婚は笑いましたw 壁見ちゃんも作者さんも応援しています！いくらでも待ちますので更新がんばってください！ (2019年12月16日 11時) (レス) id: 8d048d79ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安良岡 | 作成日時：2019年10月13日 22時
