33 三姉妹 ページ33
海亀「お、なんだ全員いんのかよ。」
鶴崎「おー・・・遺跡前がにぎやかだなー。」
海亀「なー。」
更屋敷「あ、もう無言は終わりですか?」
海亀「さすぎにもうな、」
鶴崎「指がなー。」
海亀、鶴崎「「ねー?」」
入出「親子のような双子のような・・・!」
ユズ「息ぴったりだニャー。」
そして無事に脱出してきた駆堂と伊奈葉。入出が駆け寄り更屋敷は謎の生物に驚いていた。階段に座りながら後ろを眺め、
海亀「帰りが面倒だなー。」
鶴崎「ねー。」
海亀「お前さぁ・・・覚えてたんだな。なんとなくやってみたのに・・・。」
鶴崎「まぁ・・・幼少期の思い出なんてこれとミウちゃんぐらいだしねー。」
海亀「ふーん。」
そして時は流れて翌日・・・。
プニツキの件で少しあったが無事に?第七ステージ。
パカ「第七ステージ『呪奪の三姉妹』右手からミザリー、イザベラ、キャリー。この三姉妹とかくれんぼをしていただきます。時間はきっちり一時間です。隠れる範囲はここ六階フロア・・・皆様の自室ですね。普段の彼女たちはご覧のように大変おしとやか。粛々と廊下を巡回するだけですが・・・一定周波数以上の音を鳴らしますと、少々悪戯好きになります。一度目の呪いでは『視界』を、二度目の呪いでは『眼球そのもの』を奪いにいきます。」
海亀が自分の目を抑えて、
海亀「痛い・・・。」
鶴崎「まだなんもされてないよ??」
パカ「これより六階フロアを封鎖。全個室のロックシステムを強制解除、15分おきにベルをならします。皆様はいずれかの部屋に隠れ、一時間この三姉妹をやり過ごしてください。”ゲーム終了時点で『全員』が呪いに侵されていないこと”これがクリア条件です。」
鶴崎「はい。」
パカ「なんでしょう鶴崎様。」
鶴崎「私の部屋のあの鍵はどうなるんですか?」
パカ「あれはかかりますよ?でもあれは外からしかかけられないし、外からしか開けられないではありませんか。」
鶴崎「数人入れて外からかけるとかありですか?」
パカ「んー・・・今回はなしでお願いいたします。」
鶴崎「むっ・・・はーい。」
海亀「残念だったな。」
鶴崎「ユウの運勢にかけて一緒にいるよ。」
海亀「お、まかせろ。運ゲーの神様だぞー。」
鶴崎「よっ!鬼畜ガチャで☆5四枚抜きの実績!!」
海亀「イエーイ!」
更屋敷「貴方たちは緊張感持ってください!!ホラゲーですよ!?」
入出「カリンさん絶好調です!!」
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作者名:安良岡 | 作成日時:2019年7月28日 14時