１７ アズ「ついにか…」 ページ17
アズールは頭を抱えていた。ジャズから、
ジャズ「そういえば、あの時の漫画って結局なんなの？」
と、質問をされた。ジャズは確かに真相を知らなかった。
しかし真実はこうだ。あれはアズールが書き上げたもの。初恋を拗らせて走った場所があれだった。同人の世界だった。
しかも最悪なことに自分を主人公にし、ヒロイン(男)をジャズにした最推しジャズに対する夢漫画とと言えるそれを説明しろと。
アズール(死ぬしかないじゃないか！！！)
アズールは絶望した。俯いたまま顔を上げられなかった。しかし覚悟を決めて
アズール「あ、あれは・・・実はジェイドを手伝っただけなんです！！」
覚悟を決めて嘘をついた。本当のことを言う＝告白すると同義のようなもの。オーバーブロットで醜態を晒した後なのでアズールにはそれが耐えられなかった。ゆえにジェイドを犠牲にした。
アズール「実は、ジェイドも漫画を描いてみたくなったらしくて・・・それでちょっと手伝ってくれないか・・・と。モデルに関しては僕も止めたのですが・・・初めてなので身近な人物の方が分かりやすいと言ってきかなくて・・・」
ジャズ「・・・そう。そっか、いやーびっくりしたよ〜あの時は」
アズール「僕も見られた時は「あ、死のう」ってなりました」
ジャズ「いや生きて生きて―」
あははとわらっているジャズ。アズールはほっとして息をつく。二人はここで別れた。寮長部屋へ戻ると中にはジェイドが立っていた。
ジェイド「よくも僕のせいにしてくれましたね・・・シトラスさんがこんど一緒に漫画かこーねと誘ってきましたよ」
アズール「なんてうらやま・・・いやなんでもありません」
椅子をひいて机にむかう。引き出しからノートを取り出すとシャーペンを走らせた。ジェイドと会話しながらすらすらと書きあがっていくジャズのイラスト。先程目の前であははと笑っていた彼の姿がそこにはあった。
ジェイド「相変わらず、シトラスさんを描くのがお上手ですね」
アズール「ほめてもなにもでませんよ」
ジェイド「またアズジャズ１８小説書くのでフロジャズお願いできませんか？」
アズール「僕はアズジャズハピエン以外認めませんからね！！！！」
寮長室から外部に漏れることはないがアズールの絶叫のような叫びが部屋に響いた。ジェイドは耳を抑えて肩をすくめた。
ジェイド「これが過激派・・・でしょうか」
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ジェノヴァ・ルシウス - とても面白かったです。え…打ち切りですか？（ ; ; ）って感じになりました。宜しければ続きを書いて欲しいです……。これからも頑張ってください！応援してます(*´꒳`*) (8月7日 19時) (
レス) @page37 id: a3d5b84e3e (このIDを非表示/違反報告)
リンゴモナカ(プロフ) - 久々の更新あざす！自分もにじ好きっす！推しは明那、推しCPはふわあきっす！剣持いいっすよね！わかりみが深いです！ (2021年2月20日 21時) (レス) id: df4af5dbd5 (このIDを非表示/違反報告)
狐竜（元夢竜）(プロフ) - 久々の更新でやった！となりました。呪術廻戦マジでそれなです！ (2021年2月20日 17時) (レス) id: 2674e8aa46 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - ナツロさん» ありがとうございます。とても嬉しいです！ (2021年2月20日 17時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 杏仁豆腐さん» かぐや様のコミックをちょうど購入したあとだったのでどうしても入れたくて・・・。コメントありがとうございます (2021年2月20日 17時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安良岡 | 作成日時：2020年7月4日 12時
