mentira 【嘘】２

決断の時 ページ44

考えてみればいつもこの空間に誰かしら居る


どんなに遅くに帰ってきても
ソクジンだったりユンギだったり


誰かが1人にならない様に
常に守られているのを今やっと気づいた


最初から悩む事なんて無かったのかな
メンバーはいつも
ここに居て、ここに帰ってくるじゃん


今日、ナムジュンとソクジンに
全て話そう…



「ソクジン…」


JN「んー？」


「今日話できないかな？」


JN「うん、もちろん大丈夫だよ」


「ありがとう
ナムジュンは？」


JN「多分部屋にいると思うよ」


「分かった」


ﾄﾝﾄﾝ
「ナムジュン入るよ」


NJ「ヒョン…」


「今日、この前の事を話すよ…
夜時間ある？」


NJ「はい」


「じゃ、後で呼びに来るね 」


NJ「はい…」





Prrrrr…
「もしもし、Aです
お忙しい所すみません
今日ナムジュンと
ソクジンに伝えたいと思います

はい
ちゃんと全て話すつもりです

はい
失礼します」




社長に電話をして全て話す事を伝えた
社長は「分かった。」とだけ
無理に"大丈夫"や
"頑張れ"なんて言わない所が今の俺にはありがたい…




それから皆が寝静まるまで待った

ソクジンはリビングに
俺は部屋に戻って話さなきゃならない内容をどうやって説明していいか迷っていた

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