mentira 【嘘】２

シルバーリング ページ4

どこ行った？


あたりのお店に目をやると
シルバーアクセサリーの店の中に居るジョングク


「グギー」


JK「あっ！ヒョン！すいません」


「へー素敵なお店」


JK「でしょ！」


店内に入ると色んなシルバーアクセサリーが所かしこに飾られてある


お店の店長さんのこだわりが詰まった
アクセサリー達


そこのショーケースに飾られてある
指輪を見つめているジョングク


「カッコイイな
その指輪」


JK「そぉ思います？」


「付けてみたら？」


JK「あっでも…」


「すいません、この指輪見せてもらってもいいですか？」


店長「いいよー」


奥からロン毛の50代ぐらいだろうか
イカツイ男性が出てくる


思わず
「うわっ」て思っちゃったけど


話してみると
フランクに接してくれて
話しやすい人で


とても不思議な人だった


店長「おっ！こいつか〜
兄ちゃんいいの目付けたなぁ！
こいつはデザインはシンプルだけど、
誰にでも似合うって訳じゃないんだ！
でも兄ちゃんなら似合いそぉーだな！」


「グク付けてみ？」



JK「どお…ですか？」


店長「うん！やっぱりな！
似合ってる！」


「うん！グクいいね！」


まるでその指輪は昔からグクの指に嵌められたかのようなフィット感に存在感


少し大きめにカットされたブルーダイアモンドターコイズに
周りには小さいジャスパーが4つ連なって付いていた

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