【名探偵コナン】白い警察２７【緋色の弾丸】【キッドvs高明】【雪山の山荘】

49【雪山山荘事件】 ページ49

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　コナン達が事件の真相を明かしている一方で、
　長野県警の3人は除雪後、ワゴン車に乗り込み、廃教会へと向かっていた





「高明、さっきっからずっと上の空だぞ？どーした？」


　車に乗り込んでもすぐに考え込む高明に、嫌気がさした大和は本人に直接聞いた
　高明は「いえ…」と口にするが、
　曖昧で
　大和はそんな態度が苛立って仕方がない




「なんか言われたのか？」


　大和は黒田に何を言われたのかを聞いた




「いえ…貴方には関係ないことですから」


　高明はかすかに笑った
　つくり笑顔だ

　ムカァ…となる大和
　「まあまあ」と上原は彼を落ち着かせる




「どうすれば彼女を…」


　高明はポツリと呟く
「何がだよ」と大和が反応した

　高明は顔をあげる
　大和と上原を交互に見つめた
　



「声に出ていましたか？」


　高明は驚いた顔をした




「んだよ。無意識だったんか？」


　と大和は鼻で笑う




「珍しいね」


　と上原は感心していた




「もしかしてあの女の子のことを気になってたり」


　上原は恋バナができる！と喜んでいた




「いえ、違います！彼女は弟の婚約者で…」


「ええっ！？弟さんの婚約者！？」


　上原は驚いた
　高明はしまった、と頭を抱える「つい口から溢れてしまいました…」




「ええ、まあ、言わせていただきますと、弟の婚約者です…おそらく…」


「おそらく？」




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ーー「兄さん！この子、すっごく可愛いんだよ！なんだか父親になった気分！あ、でも、婚約者連れてこられたらヤダな…」


ーー「だったら、僕がお婿さんになるっていうのはどう？」


　電話越しの景光はいいことを思いついた！と言わんばかりにニコニコしていたそう




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