【名探偵コナン】白い警察２７【緋色の弾丸】【キッドvs高明】【雪山の山荘】

47【雪山山荘事件】 ページ47

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　それから長野県警に電話をするが、繋がらず、犯人を追跡するため川崎さんに送られたメールのアドレスを辿ってみたりはしたが…同級生たちのメールアドレスとは一致しなかった




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ーー長野県警本部




「おいまだか！！例の廃教会につながるトンネル、まだ除雪できねぇのかよ！？」


　大和は業者に連絡をとっている上原に怒鳴った
　小五郎たちと連絡が途絶えた理由は
　雪によるアンテナの故障ーー

　そんな2人の後ろで高明は考え込む




「あの金髪の男…」


　高明は顎に手を当て、過去の記憶を掘り下げていた

　金髪の男ーー
　とは、東都大学に通っていた頃


　

「カフェで景光と待ち合わせをしていた時…そう景光が連れて来た友人が…」


　高明はハッとした
　景光が「僕の親友の降谷零君！」と楽しそうに彼の自己紹介をしていた





「零…ゼロ…」


　高明は深く考える
　そして弾丸がくり抜かれたスマホを思い出す




「送り主は彼だったのか…」


　キッドの一件のあと、高木から預かった封筒の中身は弾丸がくり抜かれたスマホだった
　スマホにはHという文字が
　封筒には0の文字が

「なるほど」と高明は頷いた
　
　


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「ん？」


　と、ここで、大和の携帯が鳴る




《「久し振りだな…大和」》


「黒田捜査一課長！？」


　大和は驚いていた
　珍しい人物だからだ。それに大物…

　黒田は「諸伏に代わってくれ」と率直で告げた

「どうした？はやく代われ！」と強く促すあたり、急いでいることがあるようだ

　


　高明は大和から携帯を受け取る





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