【名探偵コナン】白い警察２７【緋色の弾丸】【キッドvs高明】【雪山の山荘】

44【雪山山荘事件】 ページ44

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「ねぇ安室さん、誰が犯人かわかった？」


　コナンは新一の口調で安室に問うた

　安室は「いや…」と顔をふる




「シークレットは…」


　コナンは今度、優世に聞いた

　優世は『？』と振り向く

　するとコナンはジト目になり、「お前はもうわかってんだろうな…」と呆れている




『あら、どうしてそう思うの？』


　優世はコナンの前にしゃがみ、『どうして？』と目で訴えかける。なぜか今、興味津々だった

　コナンは「うっ…」と後ろへ下がろうとした「ここに食いつくなよ…」

　優世はコナンの腕を掴む

　そしてズイッ、と顔を寄せた




「ち、ちけーぞ！バーロォ！！」


　コナンはそう怒鳴ると慌てて、離れた

　真っ赤な顔を冷ますように
　顔をぐしゃぐしゃしている

「微笑ましいなぁ」と安室はクスクス笑っていた




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　ーーそれから事件のことについて、2人は情報を共有していた




「でもあのクジ引きに不審な点はなかったはず…」


　安室はうーん、と考えた

　コナンはそんな安室の背中に話しかける



「変なこと聞くけどさ…」






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「RAMって知ってるよね？」


　コナンは真剣な顔だった

　この場の雰囲気が凍る

　ーー知ってるよね？

　固定形だ

　安室はコードネームを聞いて、眉を顰めたが、すぐに穏やかな表情に戻った




「どう答えたらいいか…

　会ったことがあると答えれば君は僕がかかわっている人達に探りを入れ始めるだろうし…会った事がないといえば僕や君に近づく人達を必要以上に警戒するだろ？」


　物知りなぼうやにお話するかのように
　安室は答えた

「そだね…」とコナンも表情をやわらげる




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『へぇ…RAM』




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