43【雪山山荘事件】 ページ43
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ーー「兄さん!僕、この子を守りたいんだ…!」
景光は高明に電話をかけると
真剣に話した
警察になってから高明に電話をかけることがなかった景光が意を決して、兄に託したこと
ーー「もし、俺に何かあったらこの子をお願いします」
景光は電話越しに頭を下げた
ーー「大事な子なんです!できれば、一緒にいたい…!けど…っ!」
景光は必死だった
高明はそれを承諾した
けれど弟は行方がわからなくなり
景光が教えてくれた女の子の行方も眩んだ
そして今ーー
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「…そうだったよな…」
高明は思い出すと懐かしく感じた
約束…
高明はスマホの電源をつけ、
弟からもらったメールを見つめる
スライドすると女の子と景光が笑っている写真があった
「この子、なんだな…」
高明は表情をやわらげた
その写真の女の子
それが彼女ーー優世だった
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一方山荘では…
友人たちが話し合っていた
安室が我々をここに集めたのは、犯人が復讐を狙っているからなのだと推測した
けれど彼は「やっぱり…」などという言葉を発している
「トイレとかひとりじゃいけないじゃない!」
女の人がまだ自分たちが狙われているとわかるとなると、怖がった
狙われているーーということは
安室は立ち上がった
「なので提案なのですが…ペアを組みませんか?信用のおける人と」
安室は表情を変えず、そう提案した
「それはいい」とみんなは承諾する
『信用のおけるひと…』
優世は顎に指を置いて考えた
が、その暇はなそうだ
「優世さんは僕だよね!」
コナンはニコッと笑う
まるで一番の親友はボク!とでも言うかのように
「侵害だな。僕ともだって仲良しでしょう?」
安室もやってきては
自信満々な表情で、優世に視線を当てた
「僕、ですよね?」と安室に圧をかけられている気がする
「あ、結局ひとり余ることになりますし、僕たちは3人チームにしましょっか!」
安室はそう閃いた
「ねー」とコナンに笑顔で伝える
コナンは「そうだね!」とニッコニコだった
『そ、それじゃあ、そうしましょうか』
優世は『なんだこの2人の圧は…』と唇をひくつかせていた
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Silvia Silvermoon(プロフ) - なみ2さん» そ、そんな…おじさんが忘れるわけないじゃん…^^;;; (2023年1月20日 19時) (レス) id: 16e99ed516 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - Silvermoonさん» おじさん!めっちゃお久しぶりです!(*⁰▿⁰*)よかったあー!忘れられてない( ̄▽ ̄)!おもしろいと言っていただけて光栄です!天才なみちゃん(2)がんばります! (2023年1月16日 21時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
Silvermoon(プロフ) - こんばんは。お久しぶりです。今日は携帯から。やっぱりなみさん、読んでておもしろいし、次の展開が気になってどんどん読み進めると…続くってなって我に返る😅のめり込むよね…この作品。なみさん天才❤️❤️❤️最高です♪ (2023年1月16日 20時) (レス) @page38 id: 89e8bc2613 (このIDを非表示/違反報告)
Silvermoon(プロフ) - 再開おめでと👐おじさんは待ってたよぉ〜♪ (2022年10月13日 23時) (レス) id: 89e8bc2613 (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - Silvia Silvermoonさん» あざまる! (2022年5月10日 19時) (レス) id: 617d92d894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2022年5月8日 18時