【名探偵コナン】白い警察２７【緋色の弾丸】【キッドvs高明】【雪山の山荘】

42【雪山山荘事件】 ページ42

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「うわっ、ひでぇな…」


　大和は小五郎から送られてきた動画にギョッ、となった

　3人は話し合う
　



「この男性が用具入れの扉を開ける事が犯人にわかっていたとしたら…ある程度は眉間に当たるように調節できますよ…」


　高明は犯行に関して頷く

　しかし上原は「誰がどの場所を決めるかはクジ引きで決めたって毛利さんが…」と付け足す

　大和は「もしも知ってたらの話だ！」と上原をガミガミ叱る




「あ！今の所戻せますか？」


「え？この辺り？」


　高明は気になったところを見つけ、
　上原に動画を巻き戻してもらう

　すると…




「！？」


　高明は驚いた

　見切った金髪の男を見つけたからだ

　以前どこかで…と遠くの記憶を探り出す




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《「あ、優世さん、また死体に近づいて…」》




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　ーーと、ここでひとりの女性が映し出された

　後ろ姿のため
　綺麗な髪だけが流れる




「…この女性…」


　高明はその女性を不思議に思い、見つめた

　その女性はカメラに気づくとそっとこちらを振り向いた

　高明は目を見開く

　高明は前のめりになった

　画面に吸い込まれそうになる




「おい高明。なァに見てんだよ。あ？女？」


　大和はニヤニヤし、「さては一目惚れか？」なんて笑っている

　高明はムッ、と眉間に皺を寄せた




「違いますよ。けど、弟が…」


「弟さん？」


　高明の呟きに上原は気づく




「あ、いえ…」


　高明は首を横にふった

　ーーそういえば、これは内緒だったな、と






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