40【雪山山荘事件】 ページ40
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それから礼拝堂に戻る前に
女の人のところへ安室が用があるようだったので、優世もついていった
「浮気じゃありませんからね?」
安室がそう横目で睨んできたのを
不思議に思いつつ…
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ーー礼拝堂
「…しかし、今回の暗号も文字の配列はみんな同じのようですね」
安室はじー、とかき集めた暗号の束を見返した
「残るはトイレに行った和田さんだけ…」と脇田や小五郎は彼を待った
だが、あれから1時間…
「いくら何でも遅すぎねーか?」
小五郎は腕時計を見つめ、うーんと唸った
ここは様子を見に行こう、とみんなでついていく
女子である優世と女の人はあとからついていった
「不気味ね」と話しながら進んでいくと…
ピタッ、と男子群が足を止めた
「お、おい!?こいつは一体…どーなってんだ!?」
小五郎が慌てて叫び出す
次々と人々の悲鳴が聞こえた
優世は一歩一歩、歩み出る
『どうかしーー』
優世は口を押さえた
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そこにはーー
ダーツで頭を打たれた死体が居座っていたからだ
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その死体はさっきまで優世たちと話していた男性だった
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「おい!和田!」
ひとりの男性が死体へと近づいていく
そこを小五郎が叫んだ
「それ以上近づくな!!ここは殺人現場だぞ!?」
元刑事の血が流れている小五郎は
誰であろうと死体に近づけさせなかった
誰で…
「ちょ、優世さん?」
小五郎は目を丸くする
優世は死体に近づき、触りはしなかったが、じっとその血の流れ具合を見つめていた
まるで刑事のように…
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「未波さん?」
少年がメガネを光らせて、そう優世に呟く
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Silvia Silvermoon(プロフ) - なみ2さん» そ、そんな…おじさんが忘れるわけないじゃん…^^;;; (2023年1月20日 19時) (レス) id: 16e99ed516 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - Silvermoonさん» おじさん!めっちゃお久しぶりです!(*⁰▿⁰*)よかったあー!忘れられてない( ̄▽ ̄)!おもしろいと言っていただけて光栄です!天才なみちゃん(2)がんばります! (2023年1月16日 21時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
Silvermoon(プロフ) - こんばんは。お久しぶりです。今日は携帯から。やっぱりなみさん、読んでておもしろいし、次の展開が気になってどんどん読み進めると…続くってなって我に返る😅のめり込むよね…この作品。なみさん天才❤️❤️❤️最高です♪ (2023年1月16日 20時) (レス) @page38 id: 89e8bc2613 (このIDを非表示/違反報告)
Silvermoon(プロフ) - 再開おめでと👐おじさんは待ってたよぉ〜♪ (2022年10月13日 23時) (レス) id: 89e8bc2613 (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - Silvia Silvermoonさん» あざまる! (2022年5月10日 19時) (レス) id: 617d92d894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2022年5月8日 18時