【名探偵コナン】白い警察２７【緋色の弾丸】【キッドvs高明】【雪山の山荘】

23【キッドvs高明】 ページ23

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　で、今、気づいたんですが…


　氷の中に多の妖精の唇がたくさんありました




　そして、本物の宝石がそこにはなく

　ドリルか何かで宝石を削り取ったような跡が残っていました





『宝石、取られてしまいましたか』


次郎吉「ぬおー！！キャツめ！！」




　してやられた、というやつですね


　私と服部くんと和葉ちゃんは一応、扉のところにあるセンサーの横を通りすぎましたが、警報が鳴ることはなく、

　私たちが宝石を持っているという疑いはなくなりました




『んー…』



　せっかくキッドを捕まえられるチャンスが伸びてしまいました

　さて、これからどうしましょう…




諸伏「未波刑事、その格好ではなんですから着替えてきては？」


「風邪を引いてもあれですし、どこかで休んできては」



『ですが…』



　まだ仕事が…

　って、ここで電話が鳴っちゃうんですね

　諸伏警部の携帯からです




諸伏「失礼」



　いえいえ



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　ん〜 何の話をしているんだろう

　封筒がどうのこうのみたいな…




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諸伏「＿＿＿＿ええ…その小包みを持っていた刑事は“弟”の知り合いなのかましれませんね…」




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『っ…』



　弟さんの話？

　ヒロさんの…？


　


　ﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝ




　心臓が急にうるさくなりました


　だめ…抑えて…




諸伏「未波刑事？」



『ハッ…』



『あ、あのごめんなさい…急に寒くなってきて…休憩室で休んでいますね』




　何の話だか、とっても気になるけれど…

　聞くのが怖かった





諸伏「………ええ」





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