【名探偵コナン】白い警察２７【緋色の弾丸】【キッドvs高明】【雪山の山荘】

11＿＿諸伏という名であること ページ11

、





　
？「ひろ…？」



　あ…そうだこの声


　似ているけど＿＿違う…私の知っている彼ではない



、


　でも、顔がほのかに似ている…

　ちょびヒゲがなかったらその人、本人になりそう…



　＿＿＿＿もし…かしたら……






『あ、あの…！お兄さんか、弟さん！どちらか兄弟がいらっしゃいますか…！？』






　私は無我夢中で聞いていた

　もし、そうだったら…本物のあなたに会えたぐらい嬉しいから




？「兄弟…？弟が…」


『！！』



　弟さん…！






『あ、あの、もしかして、あなたの苗字って…』




　うまく呼吸ができない、手がカタカタする

　でも、スマホでこのひらがなを漢字を変換しなくちゃ＿＿＿





、





、





“もろふし”





、






“諸伏”





、




、






？「！ なぜ＿＿＿」



「なぜ、分かったのですか…！」





、




　ああ…やっぱりそうなんだ…


　この人が、“あなた”の自慢のお兄さんなんですね







　…ヒロさんにそっくりです







、





諸伏「景光のことを知っておいでなんですね…


　お時間いただけますか？＿＿＿」




　あ、あれ？ 手首をがっちり捕まれました

　連行…？

　苗字を当てたらダメなやつでしたか…？？





諸伏「弟とはどういう関係で…？」

『あ…や…』



　そ、そんな顔を近づけて、怪しまなくとも…



　な、なんで怪しまれているのかわからないけど…

　どうしよ、助けて…






、





、





？「！？ お主、警視庁で噂になっている“瞬殺の女刑事”さんか！？」





、



　え…？



、


、




　また人が増えた…





　＿＿って、次郎吉さんじゃありませんか！

　園子ちゃんのおじい様の…！！



　暁のときに何度もお会いしていた






次郎吉「お主に頼みがある！！」



「＿＿＿“きゃつ”を捕まえてくれ！！」





、





、





　＿＿＿それが、未波として“キッド”を初めて目撃する事件だった＿＿




　また、彼のお兄さん、

　長野県警＿＿＿諸伏高明警部と協力することにも…




、




　いや…なんで…？




、

12 【キッドvs高明】→←10

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す