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学校の最寄り駅までガタンゴトン、と揺られて、駅に着いたら、駅チカのご飯屋さんで洋食を食べた。康二くんはハンバーグランチ、私はオムライス。
【やっぱAちゃんのオムライスも美味しそう〜】
『食べる？』
【ええの？！食べる！】
無邪気な康二くんと過ごす時間はやっぱりあべのことを忘れられる。
はい、とお皿を差し出そうとしたら。
【あーん。】
『へ、』
【はやくー！あーん。】
大きく口を開けたまま、こちらを見る彼に驚いた。
あ、そっち？
開かれた口に、一口オムライスを放り込んだ。
【うわあ、うっま！】
大袈裟そうなリアクションですら、彼には本当で。こんなにも全部を曝け出してくれる人はなかなかいないんじゃないかな。私の周りには秘密や隠し事で溢れていたから。
『美味しいよね、学校から近いしまた来ようかな。』
【阿部くんにも教えてあげたら？】
『…康二くんって意外と意地悪だね。』
【ええー、違うねんて、好きな子には意地悪も優しくもしたいの！】
さらりと放たれた好きな子、という単語に、一旦フリーズ。開き直ったような康二くんは、何ともない顔している。私だけ意識しているのも、変な話だ。
【へへ、ちょっと意識してるやろ、】
私を甘やかすことが得意な康二くんは、どうやら私の気持ちさえもお見通しらしい。
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まのか(プロフ) - もう超超超楽しみに待ってました＾＾ そして今後の展開も楽しみで仕方ありませんｗ 三人とものルートを全部読みたいｗｗｗｗ また正座してまってますｗ (2020年9月14日 21時) (
レス) id: 496b8676bf (このIDを非表示/違反報告)
haruhiro(プロフ) - 初めまして、このお話大好きです！更新ありがとうございます！！嬉しいです！これから読ませていただきます。とっても楽しみです！！ (2020年9月14日 3時) (レス) id: 3aa3111f9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月叶
| 作成日時：2020年9月14日 0時
