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「まあ…うん、なっちゃんは大丈夫だったよ。心配してくれてありがと。」
心配なんか、してないよ。私は元カノであろうが何であろうが、差し置いて私を選んで欲しかった。あべの一番だって、認められたかった。
『…あべ。』
「ん？何？」
『ねえ、私は、何…？』
「どういうこと？」
『あべにとっての、私ってなんなの？』
もう、わからない。あべが優しくする理由も、甘やかされる理由も、選ばれない理由も。
最初から無理なら、そう言って。私をこれ以上、振り回さないで。何者にもなれないのなら、終わりにするから。あべを好きなことを、きちんと、終わらせるから。
「何言って…」
『もう疲れちゃった…はっきり言って？夏月ちゃんのこと忘れられないから、私のことなんて興味無いって。友達以上に考えられないって。』
「そんなこと、思ってない。」
『思ってるよ！』
背後でがたり、と音を立てた。康二くんがシャワーから戻ってくる。
【どないしたん、おっきい声出して…】
『ごめんね、』
「何、康二といるの？」
電話口から聞こえる、苛立ちの篭もる声。そんなの知らない、聞いてやらない。
ひょい、と後ろからスマホを摘みあげられて、康二くんが代わりに電話に出る。
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まのか(プロフ) - もう超超超楽しみに待ってました＾＾ そして今後の展開も楽しみで仕方ありませんｗ 三人とものルートを全部読みたいｗｗｗｗ また正座してまってますｗ (2020年9月14日 21時) (
レス) id: 496b8676bf (このIDを非表示/違反報告)
haruhiro(プロフ) - 初めまして、このお話大好きです！更新ありがとうございます！！嬉しいです！これから読ませていただきます。とっても楽しみです！！ (2020年9月14日 3時) (レス) id: 3aa3111f9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月叶
| 作成日時：2020年9月14日 0時
