第48話・朝の癒し※修正 ページ2
『今日からお手伝いさせてもらいます!如月アクアです。目が見えないので盛り付けとかは出来ないけれど、他は大体できるのでよろしくお願いします。』
「え、ええ。よろしくお願いします。天女・・・じゃなくて如月さんね。」
食堂に着き、皆からおばちゃんと称されている(シナさんから聞いた)おばあさんに挨拶をした
いやいやいや、初対面で敬語は分かるけどー!年下に敬語はやめようよ??
『私の方が年下なんだから敬語は無し無し!なしで!!』
「え、ええ?」
『これから沢山お世話になるんだから、方ぐるしいのはいやです!』
琉華「アクアらしい。」
莉緒「ほんとホント。」
本来だったら私の方が敬語だからね!?本当に。
「分かったよ。アクアちゃん、よろしくね!」
うおお・・・
きっと滅茶苦茶微笑んでるんだろうな・・・・
さっきもだけどマジで目が見えるようになりたい。
聴力が良いから能力は五分五分だけどやっぱり見たいよ人の笑顔ってやつ
すると外の方からガヤガヤと話し声が聞こえてきた
『あ、もう直ぐ子供達来るみたい』
おばちゃん「え?何も聞こえないじゃない」
やっちゃったー
やっちゃったー
やーっちまったらやっちゃったー((
『聴力凄いだけなので聞こえたので、来る前に仕事内容教えてください!!』
「わ、分かったよ!じゃあアクアちゃんは注文受け付けて頂戴。今日のメニューはA定食、B定食、C定食の三つ。注文私に教えてくれるだけで良いからね」
フムフム。接待という事ですか!!
それなら私にも出来る。目が見えなくても聞けば良いだけだからね
どんなに小さな声でも聴き分けて全員分の注文おばちゃんに届けるぞ!
『シナさんはこれからどうするんですか?』
シナ「学園長の所に、ね。要件は察して頂戴。また後で来るわ」
『りょーかいしましたー!チャンと役目を果たしているの、見てみてくださいよー?』
シナ「期待しているわ」
多分今ウィンクされたわ
うん、勘が言っている((
すると他の人にも聞こえるくらいの音でドタバタと走る音がする
あ、これ来たな
1年「アクアさーん!!来ましたよー!!!」
『癒し〜よしよし、遅れないできたね!今日は記念すべき私の最初の食堂のお手伝いの仕事だから頑張る!』
「頑張って下さい!」
「あ!私A定食〜」
「え!?じゃ、俺も!」
僕も僕も〜と言ってくる1年達はもう癒し
うん、癒し。
でも全部聞き分けておばちゃんに伝える
67人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ネイジェ - あまねさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです・・・!更新は他の作品読み漁っているのでカメさんになると思いますが、どうぞ御贔屓に! (2022年1月13日 7時) (レス) id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 最初から最後まで一気読みしちゃった笑、、、待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの?私バカなの?((((喧しいわ (2022年1月7日 18時) (レス) @page2 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ネイジェ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/topaazu/
作成日時:2021年12月7日 17時